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- ウィングスパイカー
第18回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)
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- VOLLEYBALL
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- YEAR
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- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- ロシア
- アルゼンチン
- 中国
- ブラジル
- イタリア
- トルコ
- スロベニア
- カナダ
- ポーランド
- フランス
- アメリカ
- イラン
- キューバ
- 日本
- エジプト
- メキシコ
日本の試合結果
9月20日 日本×キューバ 13-14位決定戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
0
21
19
16
–
–
キューバ
3
25
25
25
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)、13-14位決定戦。日本はキューバと対戦した。第1セット、序盤はキューバのエースのスパイクミスが続きリードしたが、後半は相手の高いブロックを意識して日本のスパイクミスが重なり、21-25で1セット目を取られた。続く第2セットもキャプテン・久原翼のスパイクで前半はリードしたが、終盤に相手の強烈なサーブで守備を乱され、19-25で敗れた。3セット目は、始終キューバペースとなってしまい16-25で落とし、セットカウント0-3のストレートで敗れた。その結果、日本は本大会を14位で終えた。
第1セットの序盤は、相手エースのスパイクミスと日本のサイドからのスパイクで9-6とリードした。その後、樋口裕希がキューバの高く揃った3枚ブロックにシャットアウトされるとムードが変わり、日本のサーブとスパイクミスが連発して失点を重ねる。終盤に小野寺太志がBクイックと相手スパイクをブロックし得点したが、相手エースにレフトからの速い攻撃でスパイクを立て続けに決められ、21-25で第1セットを落とした。
第2セット、樋口に代わり久原をスタートより起用。その久原のスパイクで得点を重ね、小野寺のブロックで16-15と2回目のテクニカルタイムアウトを先行。その後19-19までサイドアウトを繰り返したが、終盤になり相手エースのスパイクと強烈なジャンピングサーブでサービスエースを連続で取られ、19-25で第2セットも取られた。
第3セット、永露元稀の代わり入った酒井啓輔が幸先良く2本のサービスエースを取り3-0とリードした。ところが、熊倉允が相手ブロックを利用したスパイクを放つが、ワンタッチ無くコートを割り、連続ミスとなってしまい5-9とリードされた。その後、久原にもスパイクミスが出てしまい、6-11でタイムアウトを要求。その後、小野寺のクイックと熊倉が時間差攻撃などを織り交ぜながら反撃したが、終盤は相手の高い打点からのスパイクに苦戦し、16-25とこのセットを落とした。
9月19日 日本×エジプト セミファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
27
25
25
–
エジプト
1
18
29
21
20
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)セミファイナルラウンド13-16位。日本はエジプトと対戦した。第1セットは終始リードする展開で試合は進み、最後は小野寺太志のブロックで1セット目を奪った。第2セットは、終盤セットポイントを先に取ったが、デュースの繰り返しとなり27-29で敗れた。続く3セット目は、終盤まで追う展開になったが、途中出場の樋口裕希や永露元稀の活躍で25-21と接戦をものにし、4セット目も終始3、4点のアドバンテージをとりながら、最後は25-20で取り、セットカウント3-1でエジプトに勝利した。次戦は9月20日12時00分(日本時間21日4時00分)より、キューバと13-14位決定戦を戦う。
第1セットの序盤は、キャプテン・久原翼やオポジットで出場の大竹壱青のスパイクなどで、8-5とリードして1回目のテクニカルタイムアウトを先行した。続けて小野寺の2本のブロックが飛び出し、12-9でエジプトがたまらずタイムアウトを要求。その後も熊倉允のサービスエースとラリー中のバックアタックで16-11とリードをキープ。終盤は、大竹の強烈なスパイクと絶妙なフェイントでポイントを重ね、最後はまたも小野寺の相手クイックを抑え込むブロックで、25-18で第1セットを奪取した。
第2セットに入ると、センターの小野寺と神谷雄飛のクイックが決まり、互いにサイドアウトを繰り返した。6-8でリードを許したが、中盤には久原のサイドからのスパイクで一度は、12-9と逆転に成功した。その後相手の高いミドルブロッカーにスパイクを阻まれると、14-14の同点になり、その後一進一退の攻防となった。終盤に小野寺のブロックで24-23のセットポイントとなったが、相手エースのスパイクでデュースにもつれ込む。またも小野寺のクイックで25-24の2度目のセットポイント。しかしそこから日本のサーブミスとスパイクミスが続き、27-28でエジプトのセットポイントとなってしまう。最後はリベロ・藤中優斗のサーブレシーブが乱れ、27-29で第2セットを失った。
第3セット序盤は、互いにミスが多く粗いゲーム展開となった。途中出場の樋口が要所でスパイクを決めたが、15-16で前半を折り返した。終盤に小野寺のクイックとブロックで21-19と逆転に成功し、最後は後藤滉貴がサービスエースをライン際にノータッチで決め、25-21で第3セットを奪った。
第4セットの出だしは神谷のサーブが決まり、続いて小野寺のブロックや大竹のスパイクで3連続得点をあげた。その後も樋口と熊倉が要所でスパイクを決め優位に試合を進めた。後半に入ってもリードを保ち、最後は樋口、小野寺のスパイクが決まり、25-20で第4セットも奪った。
9月17日 日本×アメリカ 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝2敗
1
23
25
20
23
–
アメリカ
3勝
3
25
17
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦第3戦。G組の日本はアメリカと対戦した。第1セットは、お互いに譲らない展開であったが、終盤日本はサーブミスが続き23-25で失った。続く第2セットは、相手の連続ミスもあり日本ペースで終始展開し、奪い返した。第3セットの出だしはリードしたが、中盤からアメリカの多彩な攻撃に苦戦しこのセットを落とした。第4セットは、最後までもつれたがまたも2点差の23-25で奪われ、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は同リーグ戦G組を3位となり、次戦は9月19日12時00分(日本時間20日4時00分)より、同リーグH組4位のエジプトとセミファイナルラウンド(13-16位)を戦う。
第1セット立ち上がりは、熊倉允のサービスエースで始まったが、アメリカに高さのあるブロックを立て続けに決められ、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを先行された。中盤には日本も小野寺太志のクイックとサービスエースで反撃し、16-15と巻き返した。その後、キャプテン・久原翼がサイド攻撃からブロックアウトを取り、20-19と1点差をキープした。終盤、日本はサーブミスが続き、最後はセンターからクイックを決められて、23-25で第1セットを失った。
第2セットに入ると、高梨健太のバックアタックが決まりだし、さらには大竹のブロックも出て10-4とリードした。中盤も熊倉や小野寺がスパイクを決めて16-8のダブルスコアで後半へ突入。要所で久原と小野寺のスパイクも決まり、25-17で2セット目を奪取した。
第3セット序盤は、久原のサーブが走り6-4とリードしたが、アメリカの高いブロックとバックセンターから切り込む時間差攻撃を仕掛けられ、8-12と逆転された。その後高梨が奮起し、ライトからスパイクを決め返したが、相手の高いブロックに仕留められ12-17となったところで日本は2度目のタイムアウトを要求。藤中優斗の好レシーブで相手強打を拾いつなぐが、スパイクを決め切れず13-20と点差が開いた。終盤に熊倉が思い切り良いサーブでポイントを連続して取ったがその差は埋まらず、20-25で第3セットを落とした。
第4セット中盤までは、久原や熊倉や高梨がサイドからのスパイクを決め、8-5とリードした。中盤はお互いに一進一退となり、小野寺のクイックと酒井のサービスエースなどで22-21と僅差で終盤を迎えたが、最後は日本の3連続スパイクミスで万事休す。23-25の逆転で第4セットを落とした。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦G組 最終順位
1位:アメリカ(3勝0敗、勝点8)
2位:イラン(2勝1敗、勝点7)
3位:日本(1勝2敗、勝点3)
4位:メキシコ(0勝3敗、勝点0)
9月16日 日本×イラン 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
25
25
19
21
–
イラン
1勝1敗
3
27
18
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦第2戦。G組の日本はイランと対戦した。第1セットは、始めからイランリードで進み、終盤に追いつきデュースまで持ち込んだが、25-27で落とした。2セット目は、中盤から日本ペースとなりセットを奪い返して迎えたが、第3、4セットを連続で失い、セットカウント1-3でイランに敗れた。次戦は9月17日12時00分(日本時間18日4時00分)より、アメリカと2次リーグ戦(9-16位)第3戦を戦う。
第1セット序盤は双方譲らないシーソーゲームとなった。中盤には、熊倉允と樋口裕希の両エースのスパイクがイランのブロックに阻まれ、9-14とリードを許した。その後、高梨健太のバックアタックなどが決まりだし13-15と追随。再び両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤に差し掛かったところで、後藤滉貴をピンチサーバーに起用。その後藤が見事サービスエースを取り21-21と同点に追いついた。デュースに入り、勝負どころで日本のサーブミスが続けて出てしまい、最後は相手エースにスパイクを決められ、25-27で1セット目を奪われた。
第2セット序盤は、樋口のレフトサイドからの攻撃がテンポよく決まり5-6とした。身長2メートルのイランのサウスポーエースにスパイクを決められ、先に1回目のテクニカルタイムアウトを取られた。中盤は小野寺太志のブロックと高梨健太のサーブで得点を重ね、6連続得点し20-16と逆転に成功。そのまま樋口がスパイクで得点を重ね、最後は高梨のスパイクが決まり、25-18で2セット目を取り返した。
第3セットの序盤に、相手の高い打点でコーナーをつく変化に富んだフローターサーブでサーブレシーブを乱され、4-8とリードを許した。中盤は相手の高打点からのスパイクに苦しめられ12-16となる。小野寺のクイックやキャプテン・久原翼の時間差攻撃などを駆使し反撃を試みたが、イランに19-25で逃げ切られ、3セット目を奪取された。
続く4セット目の出足から、きれいに揃い高さのあるイランのブロック陣に連続して日本のスパイクが阻止され、2-8まで点差を広げられた。なんとか食い止めたい日本は、久原のサービスエースと熊倉の切れの良いスパイクにより、18-20まで追い上げた。しかしリズムに乗ったイランの攻撃に遭い、21-25で第4セットを失った。
9月15日 日本×メキシコ 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
1敗
0
20
16
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦。G組の日本は地元・メキシコと対戦した。熊倉允とキャプテン・久原翼を軸に1セット目から終始日本のペースで試合を進め、セットカウント3-0で快勝した。次戦は9月16日17時00分(日本時間17日9時00分)より、イランと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤から、熊倉、久原と大竹壱青の攻撃で連続得点をあげ、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを先行した。その後も攻撃の手を緩めず、熊倉のレフトからのスパイクやセンターからの時間差攻撃が決まった。また、大竹の破壊力のあるサービスエースも飛び出し、13-9とリードを保った。その後、神谷雄飛のクイックが相手ブロックに阻止され15-13と迫られたが、相手のミスによる失点で日本は4得点し、セッター・酒井啓輔は好調の熊倉に引き続きボールを集め点数を重ねた。最後も相手サーブミスにより、25-20で第1セットを先取した。
続く第2セットも序盤から日本のペースで、8-4のダブルスコアでリードした。1次リーグ戦で参加16チーム中の第1位であるスパイクレシーブを活かし、2段トスにうまくあわせた熊倉がスパイクを決め加点。16-9で2回目のテクニカルタイムアウトも先行し、その後、終盤も同様の展開で、25点目も熊倉のスパイクで、25-16で2セット目も連取した。
第3セットも日本の勢いは止まらず、アウェイの状況の中8-3とリードした。序盤、ファーストレシーブが相手ベンチ近くまで飛んだが、大竹が捨て身でボールをつなぎ返球した後のラリーを相手がスパイクミスし、日本のペースとなった。中盤から終盤にかけて行った2枚替えが功を奏し、途中出場の高梨のスパイクで加点し、好調の熊倉がブロックポイントをあげてマッチポイントを迎えた。最後は小野寺太志のブロックが続いて決まり、25-15で3セット目も勝利した。
9月13日 日本×イタリア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3敗
1
20
25
28
12
–
イタリア
3勝
3
25
23
30
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はイタリアと本大会第3戦を戦った。1セット目は、先発起用されたセッター・永露元稀のトスワークが良く、出足はリードしたが後半逆転され第1セットを落とした。2セット目は終盤で見事に逆転し、拮抗したゲームを2点差でものにした。3セット目は、最後まで予断を許さない展開になったがデュースの末、敗れ、続く4セット目も力尽き、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は1次リーグ戦D組4位となり2次リーグ戦(9-16位)にまわる。次戦は9月15日19時00分(日本時間16日11時00分)より、地元・メキシコと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤は、先発起用の永露のトスアップで小野寺太志と大竹壱青のクイックが決まり6-4とリードした。ところが、日本のスパイクが相手の高いブロックに阻まれ、13-16でイタリアに2回目のテクニカルタイムアウトで先行された。その後も相手のサイドからの攻撃に遭い、20-225で第1セットを失った。
続く第2セットもイタリアペースで5-9と先行を許したが、熊倉允と樋口祐希の相手ブロックを狙う巧いスパイクで得点を重ね、16-16まで追いついた。そこから相手に打点の高いスパイクを決められ、16-20と再度追う展開となった。そこから熊倉と樋口のスパイクやブロックで連続得点し22-22に追いついた。終盤には高梨健太のバックアタックと小野寺太志のBクイックで得点。最後は小野寺の相手スパイクをはね返すブロックで仕留め、25-23で接戦をものにした。
第3セットは、序盤から中盤にかけてお互いにサイドアウトを繰り返す展開で1回目と2回目のテクニカルタイムアウトは1点差でイタリアに先取された。終盤にかけ、樋口のスパイクで連続得点をあげ24-22と逆転に成功。その後、セット奪取まであと1点のところでサーブミスで相手に点数を献上。デュースの末、最後は相手にサービスエースを取られ、28-30で第3セットを失った。
第4セットは、中盤日本にミスが多く出て5連続失点などがあり、一方的なゲーム展開となった。最後もサーブミスにより、12-25で第4セットを失った。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦D組 最終順位表
1位:イタリア(3勝0敗、勝点9)
2位:スロベニア(2勝1敗、勝点5)
3位:フランス(1勝2敗、勝点4)
4位:日本(0勝3敗、勝点0)
9月12日 日本×スロベニア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2敗
1
25
23
21
22
–
スロベニア
1勝1敗
3
17
25
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はスロベニアと本大会第2戦を戦った。第1セットは、日本のリズムで終始ゲームを展開し、幸先良くセットをものにした。第2セットも20点まではリードしたが、終盤に逆転されセットを奪われた。続く3、4セットも拮抗したが連取され、セットカウント1-3で敗れた。その結果1次リーグ戦2連敗で、明日行なわれる同リーグ戦の最終戦を待たずして、2次リーグ戦(9-16位)の下位リーグ戦にまわることになった。次戦は9月13日17時00分(日本時間14日9時00分)より、イタリアと1次リーグ戦3戦目を戦う。
第1セット序盤は、高梨健太のブロックやスパイクが決まった。また、昨日の試合ではオポジットに入った大竹壱青をミドルブロッカーとして起用した。その大竹のBクイックなどが決まり、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。続いて熊倉允のバックアタックと相手ミスが重なり16-10と点差を広げ、その後もセッター・酒井啓輔の絶妙なツーアタックで長いラリーを制するなど、日本はリズムよくゲームを展開した。最後は高梨が相手エースをブロックで仕留め、25-17で1セット目をものにした。
第2セットに入り序盤は、熊倉、高梨のサイドからの攻撃が得点に結びつき8-4とリードした。中盤に差し掛かり、相手オポジットにライトからの強烈なスパイクで13-13に追いつかれた日本は、この試合で初めてのタイムアウトを要求。その後、互いに20-19までサイドアウトを繰り返した。途中2回目のタイムアウトを取ったが、相手のバックアタックなどで4連続失点し、20-22の逆転を許した。終盤、久原翼のスパイクでサイドアウトは取ったが、23-25で2セット目を奪われた。
第3セットの序盤は、久原のサイドからの攻撃が決まり5-2とリードしたが、相手のコースを突く連続サーブに揺さぶられ、5-6と逆転された。中盤は10-15と追う展開となったが、日本は相手の強烈なスパイクをリベロ・藤中優斗が好レシーブ。それを2段トスでつなぎ久原、熊倉が難しい状況でスパイクを決め、ラリーをうまく制した場面もあったが、最後は21-25で第3セットも奪われた。
後がない日本は、第4セット序盤、クイックをおとりに時間差攻撃などを仕掛け、高梨が連続スパイクを決め得点を重ねた。また、小野寺太志のクイックやサービスエースも飛び出し、13-10とリード。しかしその後に、相手ミドルブロッカーに連続ブロックで攻撃を阻まれ、16-18と逆転された。終盤に差し掛かり、またしても相手オポジットに強烈なスパイクを決められ、22-25でこのセットも失った。
9月11日 日本×フランス 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1敗
1
23
24
25
21
–
フランス
1勝
3
25
26
22
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はフランスと本大会初戦を戦った。第1セットから第4セットまで、毎セットともシーソーゲームとなったが、セットカウント1-3で敗戦を喫した。次戦は9月12日14時00分(日本時間13日6時)より、スロベニアと1次リーグ戦2戦目を戦う。
第1セット開始直後、日本は大竹壱青と小野寺太志の大型2メートルコンビが立て続けに相手エースをブロックし、2連続得点の幸先良いスタートをきった。その後、双方とも出足の固さが目立ったが、日本が先に8点のテクニカルタイムアウトを迎えた。オポジットとして起用された大竹のスパイクポイントで16-14とし、2度目のテクニカルタイムアウトも日本が先取した。熊倉允の小気味よいスパイクとブロックが決まり20-18とリードをキープ。しかし終盤は相手の高いブロックにスパイクが封じられ、22-23と逆転された。最後は相手エースのスパイクで得点され、23-25で第1セットを落とした。
第2セットの序盤から中盤は、お互いに連続得点し14-16のフランスリードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その直後に2枚替えで永露元稀と高梨健太を投入。高梨が期待に応え、跳躍力のある高い打点からスパイクを決め18-17と逆転に成功した。その後も長いラリーでは相手のミスを誘い、21-20とリードした。ところが大事な終盤に差し掛かったところで、相手エースにサービスエースを決められ22-24となった。小野寺のクイックとキャプテン・久原翼のレフトからのスパイクでデュースに持ち込んだが、最後はフランスのブロックに日本の攻撃が立て続けに阻止され、24-26で第2セットを落とした。
第3セット、後が無い日本は序盤も調子づいたフランスに先手を取られ7-8とリードされた。久原のレフトからのスパイクと、途中出場の永露のブロックで13-13と食い下がり、さらに高梨のバックアタックがテンポ良く決まり、熊倉のブロックとスパイクで16-15とリードに成功。終盤は好調の高梨がスパイクとサービスエースでチームに勢いをつけた。慌てたフランスの連続ミスもあり、最後は久原のスパイクで25-22とこのセットをものにした。
第4セット、日本は前のセットの勢いで5-2とリードし、フランスはたまらずタイムアウトを要求。その後に、相手エースの連続スパイクにより一気に7-8と逆転を許した。終盤まで、終始1点差を追う展開となりシーソーゲームとなった。19-20から相手の高い身体能力をフルに発揮し連続で強烈なスパイクを決められ19-23とされ、最後はサーブミスと相手スパイクに仕留められ21-25で第4セットを落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 21 | 19 | 16 | – | – |
キューバ | 3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)、13-14位決定戦。日本はキューバと対戦した。第1セット、序盤はキューバのエースのスパイクミスが続きリードしたが、後半は相手の高いブロックを意識して日本のスパイクミスが重なり、21-25で1セット目を取られた。続く第2セットもキャプテン・久原翼のスパイクで前半はリードしたが、終盤に相手の強烈なサーブで守備を乱され、19-25で敗れた。3セット目は、始終キューバペースとなってしまい16-25で落とし、セットカウント0-3のストレートで敗れた。その結果、日本は本大会を14位で終えた。
第1セットの序盤は、相手エースのスパイクミスと日本のサイドからのスパイクで9-6とリードした。その後、樋口裕希がキューバの高く揃った3枚ブロックにシャットアウトされるとムードが変わり、日本のサーブとスパイクミスが連発して失点を重ねる。終盤に小野寺太志がBクイックと相手スパイクをブロックし得点したが、相手エースにレフトからの速い攻撃でスパイクを立て続けに決められ、21-25で第1セットを落とした。
第2セット、樋口に代わり久原をスタートより起用。その久原のスパイクで得点を重ね、小野寺のブロックで16-15と2回目のテクニカルタイムアウトを先行。その後19-19までサイドアウトを繰り返したが、終盤になり相手エースのスパイクと強烈なジャンピングサーブでサービスエースを連続で取られ、19-25で第2セットも取られた。
第3セット、永露元稀の代わり入った酒井啓輔が幸先良く2本のサービスエースを取り3-0とリードした。ところが、熊倉允が相手ブロックを利用したスパイクを放つが、ワンタッチ無くコートを割り、連続ミスとなってしまい5-9とリードされた。その後、久原にもスパイクミスが出てしまい、6-11でタイムアウトを要求。その後、小野寺のクイックと熊倉が時間差攻撃などを織り交ぜながら反撃したが、終盤は相手の高い打点からのスパイクに苦戦し、16-25とこのセットを落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 27 | 25 | 25 | – |
エジプト | 1 | 18 | 29 | 21 | 20 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)セミファイナルラウンド13-16位。日本はエジプトと対戦した。第1セットは終始リードする展開で試合は進み、最後は小野寺太志のブロックで1セット目を奪った。第2セットは、終盤セットポイントを先に取ったが、デュースの繰り返しとなり27-29で敗れた。続く3セット目は、終盤まで追う展開になったが、途中出場の樋口裕希や永露元稀の活躍で25-21と接戦をものにし、4セット目も終始3、4点のアドバンテージをとりながら、最後は25-20で取り、セットカウント3-1でエジプトに勝利した。次戦は9月20日12時00分(日本時間21日4時00分)より、キューバと13-14位決定戦を戦う。
第1セットの序盤は、キャプテン・久原翼やオポジットで出場の大竹壱青のスパイクなどで、8-5とリードして1回目のテクニカルタイムアウトを先行した。続けて小野寺の2本のブロックが飛び出し、12-9でエジプトがたまらずタイムアウトを要求。その後も熊倉允のサービスエースとラリー中のバックアタックで16-11とリードをキープ。終盤は、大竹の強烈なスパイクと絶妙なフェイントでポイントを重ね、最後はまたも小野寺の相手クイックを抑え込むブロックで、25-18で第1セットを奪取した。
第2セットに入ると、センターの小野寺と神谷雄飛のクイックが決まり、互いにサイドアウトを繰り返した。6-8でリードを許したが、中盤には久原のサイドからのスパイクで一度は、12-9と逆転に成功した。その後相手の高いミドルブロッカーにスパイクを阻まれると、14-14の同点になり、その後一進一退の攻防となった。終盤に小野寺のブロックで24-23のセットポイントとなったが、相手エースのスパイクでデュースにもつれ込む。またも小野寺のクイックで25-24の2度目のセットポイント。しかしそこから日本のサーブミスとスパイクミスが続き、27-28でエジプトのセットポイントとなってしまう。最後はリベロ・藤中優斗のサーブレシーブが乱れ、27-29で第2セットを失った。
第3セット序盤は、互いにミスが多く粗いゲーム展開となった。途中出場の樋口が要所でスパイクを決めたが、15-16で前半を折り返した。終盤に小野寺のクイックとブロックで21-19と逆転に成功し、最後は後藤滉貴がサービスエースをライン際にノータッチで決め、25-21で第3セットを奪った。
第4セットの出だしは神谷のサーブが決まり、続いて小野寺のブロックや大竹のスパイクで3連続得点をあげた。その後も樋口と熊倉が要所でスパイクを決め優位に試合を進めた。後半に入ってもリードを保ち、最後は樋口、小野寺のスパイクが決まり、25-20で第4セットも奪った。
9月17日 日本×アメリカ 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝2敗
1
23
25
20
23
–
アメリカ
3勝
3
25
17
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦第3戦。G組の日本はアメリカと対戦した。第1セットは、お互いに譲らない展開であったが、終盤日本はサーブミスが続き23-25で失った。続く第2セットは、相手の連続ミスもあり日本ペースで終始展開し、奪い返した。第3セットの出だしはリードしたが、中盤からアメリカの多彩な攻撃に苦戦しこのセットを落とした。第4セットは、最後までもつれたがまたも2点差の23-25で奪われ、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は同リーグ戦G組を3位となり、次戦は9月19日12時00分(日本時間20日4時00分)より、同リーグH組4位のエジプトとセミファイナルラウンド(13-16位)を戦う。
第1セット立ち上がりは、熊倉允のサービスエースで始まったが、アメリカに高さのあるブロックを立て続けに決められ、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを先行された。中盤には日本も小野寺太志のクイックとサービスエースで反撃し、16-15と巻き返した。その後、キャプテン・久原翼がサイド攻撃からブロックアウトを取り、20-19と1点差をキープした。終盤、日本はサーブミスが続き、最後はセンターからクイックを決められて、23-25で第1セットを失った。
第2セットに入ると、高梨健太のバックアタックが決まりだし、さらには大竹のブロックも出て10-4とリードした。中盤も熊倉や小野寺がスパイクを決めて16-8のダブルスコアで後半へ突入。要所で久原と小野寺のスパイクも決まり、25-17で2セット目を奪取した。
第3セット序盤は、久原のサーブが走り6-4とリードしたが、アメリカの高いブロックとバックセンターから切り込む時間差攻撃を仕掛けられ、8-12と逆転された。その後高梨が奮起し、ライトからスパイクを決め返したが、相手の高いブロックに仕留められ12-17となったところで日本は2度目のタイムアウトを要求。藤中優斗の好レシーブで相手強打を拾いつなぐが、スパイクを決め切れず13-20と点差が開いた。終盤に熊倉が思い切り良いサーブでポイントを連続して取ったがその差は埋まらず、20-25で第3セットを落とした。
第4セット中盤までは、久原や熊倉や高梨がサイドからのスパイクを決め、8-5とリードした。中盤はお互いに一進一退となり、小野寺のクイックと酒井のサービスエースなどで22-21と僅差で終盤を迎えたが、最後は日本の3連続スパイクミスで万事休す。23-25の逆転で第4セットを落とした。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦G組 最終順位
1位:アメリカ(3勝0敗、勝点8)
2位:イラン(2勝1敗、勝点7)
3位:日本(1勝2敗、勝点3)
4位:メキシコ(0勝3敗、勝点0)
9月16日 日本×イラン 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
25
25
19
21
–
イラン
1勝1敗
3
27
18
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦第2戦。G組の日本はイランと対戦した。第1セットは、始めからイランリードで進み、終盤に追いつきデュースまで持ち込んだが、25-27で落とした。2セット目は、中盤から日本ペースとなりセットを奪い返して迎えたが、第3、4セットを連続で失い、セットカウント1-3でイランに敗れた。次戦は9月17日12時00分(日本時間18日4時00分)より、アメリカと2次リーグ戦(9-16位)第3戦を戦う。
第1セット序盤は双方譲らないシーソーゲームとなった。中盤には、熊倉允と樋口裕希の両エースのスパイクがイランのブロックに阻まれ、9-14とリードを許した。その後、高梨健太のバックアタックなどが決まりだし13-15と追随。再び両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤に差し掛かったところで、後藤滉貴をピンチサーバーに起用。その後藤が見事サービスエースを取り21-21と同点に追いついた。デュースに入り、勝負どころで日本のサーブミスが続けて出てしまい、最後は相手エースにスパイクを決められ、25-27で1セット目を奪われた。
第2セット序盤は、樋口のレフトサイドからの攻撃がテンポよく決まり5-6とした。身長2メートルのイランのサウスポーエースにスパイクを決められ、先に1回目のテクニカルタイムアウトを取られた。中盤は小野寺太志のブロックと高梨健太のサーブで得点を重ね、6連続得点し20-16と逆転に成功。そのまま樋口がスパイクで得点を重ね、最後は高梨のスパイクが決まり、25-18で2セット目を取り返した。
第3セットの序盤に、相手の高い打点でコーナーをつく変化に富んだフローターサーブでサーブレシーブを乱され、4-8とリードを許した。中盤は相手の高打点からのスパイクに苦しめられ12-16となる。小野寺のクイックやキャプテン・久原翼の時間差攻撃などを駆使し反撃を試みたが、イランに19-25で逃げ切られ、3セット目を奪取された。
続く4セット目の出足から、きれいに揃い高さのあるイランのブロック陣に連続して日本のスパイクが阻止され、2-8まで点差を広げられた。なんとか食い止めたい日本は、久原のサービスエースと熊倉の切れの良いスパイクにより、18-20まで追い上げた。しかしリズムに乗ったイランの攻撃に遭い、21-25で第4セットを失った。
9月15日 日本×メキシコ 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
1敗
0
20
16
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦。G組の日本は地元・メキシコと対戦した。熊倉允とキャプテン・久原翼を軸に1セット目から終始日本のペースで試合を進め、セットカウント3-0で快勝した。次戦は9月16日17時00分(日本時間17日9時00分)より、イランと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤から、熊倉、久原と大竹壱青の攻撃で連続得点をあげ、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを先行した。その後も攻撃の手を緩めず、熊倉のレフトからのスパイクやセンターからの時間差攻撃が決まった。また、大竹の破壊力のあるサービスエースも飛び出し、13-9とリードを保った。その後、神谷雄飛のクイックが相手ブロックに阻止され15-13と迫られたが、相手のミスによる失点で日本は4得点し、セッター・酒井啓輔は好調の熊倉に引き続きボールを集め点数を重ねた。最後も相手サーブミスにより、25-20で第1セットを先取した。
続く第2セットも序盤から日本のペースで、8-4のダブルスコアでリードした。1次リーグ戦で参加16チーム中の第1位であるスパイクレシーブを活かし、2段トスにうまくあわせた熊倉がスパイクを決め加点。16-9で2回目のテクニカルタイムアウトも先行し、その後、終盤も同様の展開で、25点目も熊倉のスパイクで、25-16で2セット目も連取した。
第3セットも日本の勢いは止まらず、アウェイの状況の中8-3とリードした。序盤、ファーストレシーブが相手ベンチ近くまで飛んだが、大竹が捨て身でボールをつなぎ返球した後のラリーを相手がスパイクミスし、日本のペースとなった。中盤から終盤にかけて行った2枚替えが功を奏し、途中出場の高梨のスパイクで加点し、好調の熊倉がブロックポイントをあげてマッチポイントを迎えた。最後は小野寺太志のブロックが続いて決まり、25-15で3セット目も勝利した。
9月13日 日本×イタリア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3敗
1
20
25
28
12
–
イタリア
3勝
3
25
23
30
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はイタリアと本大会第3戦を戦った。1セット目は、先発起用されたセッター・永露元稀のトスワークが良く、出足はリードしたが後半逆転され第1セットを落とした。2セット目は終盤で見事に逆転し、拮抗したゲームを2点差でものにした。3セット目は、最後まで予断を許さない展開になったがデュースの末、敗れ、続く4セット目も力尽き、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は1次リーグ戦D組4位となり2次リーグ戦(9-16位)にまわる。次戦は9月15日19時00分(日本時間16日11時00分)より、地元・メキシコと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤は、先発起用の永露のトスアップで小野寺太志と大竹壱青のクイックが決まり6-4とリードした。ところが、日本のスパイクが相手の高いブロックに阻まれ、13-16でイタリアに2回目のテクニカルタイムアウトで先行された。その後も相手のサイドからの攻撃に遭い、20-225で第1セットを失った。
続く第2セットもイタリアペースで5-9と先行を許したが、熊倉允と樋口祐希の相手ブロックを狙う巧いスパイクで得点を重ね、16-16まで追いついた。そこから相手に打点の高いスパイクを決められ、16-20と再度追う展開となった。そこから熊倉と樋口のスパイクやブロックで連続得点し22-22に追いついた。終盤には高梨健太のバックアタックと小野寺太志のBクイックで得点。最後は小野寺の相手スパイクをはね返すブロックで仕留め、25-23で接戦をものにした。
第3セットは、序盤から中盤にかけてお互いにサイドアウトを繰り返す展開で1回目と2回目のテクニカルタイムアウトは1点差でイタリアに先取された。終盤にかけ、樋口のスパイクで連続得点をあげ24-22と逆転に成功。その後、セット奪取まであと1点のところでサーブミスで相手に点数を献上。デュースの末、最後は相手にサービスエースを取られ、28-30で第3セットを失った。
第4セットは、中盤日本にミスが多く出て5連続失点などがあり、一方的なゲーム展開となった。最後もサーブミスにより、12-25で第4セットを失った。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦D組 最終順位表
1位:イタリア(3勝0敗、勝点9)
2位:スロベニア(2勝1敗、勝点5)
3位:フランス(1勝2敗、勝点4)
4位:日本(0勝3敗、勝点0)
9月12日 日本×スロベニア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2敗
1
25
23
21
22
–
スロベニア
1勝1敗
3
17
25
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はスロベニアと本大会第2戦を戦った。第1セットは、日本のリズムで終始ゲームを展開し、幸先良くセットをものにした。第2セットも20点まではリードしたが、終盤に逆転されセットを奪われた。続く3、4セットも拮抗したが連取され、セットカウント1-3で敗れた。その結果1次リーグ戦2連敗で、明日行なわれる同リーグ戦の最終戦を待たずして、2次リーグ戦(9-16位)の下位リーグ戦にまわることになった。次戦は9月13日17時00分(日本時間14日9時00分)より、イタリアと1次リーグ戦3戦目を戦う。
第1セット序盤は、高梨健太のブロックやスパイクが決まった。また、昨日の試合ではオポジットに入った大竹壱青をミドルブロッカーとして起用した。その大竹のBクイックなどが決まり、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。続いて熊倉允のバックアタックと相手ミスが重なり16-10と点差を広げ、その後もセッター・酒井啓輔の絶妙なツーアタックで長いラリーを制するなど、日本はリズムよくゲームを展開した。最後は高梨が相手エースをブロックで仕留め、25-17で1セット目をものにした。
第2セットに入り序盤は、熊倉、高梨のサイドからの攻撃が得点に結びつき8-4とリードした。中盤に差し掛かり、相手オポジットにライトからの強烈なスパイクで13-13に追いつかれた日本は、この試合で初めてのタイムアウトを要求。その後、互いに20-19までサイドアウトを繰り返した。途中2回目のタイムアウトを取ったが、相手のバックアタックなどで4連続失点し、20-22の逆転を許した。終盤、久原翼のスパイクでサイドアウトは取ったが、23-25で2セット目を奪われた。
第3セットの序盤は、久原のサイドからの攻撃が決まり5-2とリードしたが、相手のコースを突く連続サーブに揺さぶられ、5-6と逆転された。中盤は10-15と追う展開となったが、日本は相手の強烈なスパイクをリベロ・藤中優斗が好レシーブ。それを2段トスでつなぎ久原、熊倉が難しい状況でスパイクを決め、ラリーをうまく制した場面もあったが、最後は21-25で第3セットも奪われた。
後がない日本は、第4セット序盤、クイックをおとりに時間差攻撃などを仕掛け、高梨が連続スパイクを決め得点を重ねた。また、小野寺太志のクイックやサービスエースも飛び出し、13-10とリード。しかしその後に、相手ミドルブロッカーに連続ブロックで攻撃を阻まれ、16-18と逆転された。終盤に差し掛かり、またしても相手オポジットに強烈なスパイクを決められ、22-25でこのセットも失った。
9月11日 日本×フランス 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1敗
1
23
24
25
21
–
フランス
1勝
3
25
26
22
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はフランスと本大会初戦を戦った。第1セットから第4セットまで、毎セットともシーソーゲームとなったが、セットカウント1-3で敗戦を喫した。次戦は9月12日14時00分(日本時間13日6時)より、スロベニアと1次リーグ戦2戦目を戦う。
第1セット開始直後、日本は大竹壱青と小野寺太志の大型2メートルコンビが立て続けに相手エースをブロックし、2連続得点の幸先良いスタートをきった。その後、双方とも出足の固さが目立ったが、日本が先に8点のテクニカルタイムアウトを迎えた。オポジットとして起用された大竹のスパイクポイントで16-14とし、2度目のテクニカルタイムアウトも日本が先取した。熊倉允の小気味よいスパイクとブロックが決まり20-18とリードをキープ。しかし終盤は相手の高いブロックにスパイクが封じられ、22-23と逆転された。最後は相手エースのスパイクで得点され、23-25で第1セットを落とした。
第2セットの序盤から中盤は、お互いに連続得点し14-16のフランスリードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その直後に2枚替えで永露元稀と高梨健太を投入。高梨が期待に応え、跳躍力のある高い打点からスパイクを決め18-17と逆転に成功した。その後も長いラリーでは相手のミスを誘い、21-20とリードした。ところが大事な終盤に差し掛かったところで、相手エースにサービスエースを決められ22-24となった。小野寺のクイックとキャプテン・久原翼のレフトからのスパイクでデュースに持ち込んだが、最後はフランスのブロックに日本の攻撃が立て続けに阻止され、24-26で第2セットを落とした。
第3セット、後が無い日本は序盤も調子づいたフランスに先手を取られ7-8とリードされた。久原のレフトからのスパイクと、途中出場の永露のブロックで13-13と食い下がり、さらに高梨のバックアタックがテンポ良く決まり、熊倉のブロックとスパイクで16-15とリードに成功。終盤は好調の高梨がスパイクとサービスエースでチームに勢いをつけた。慌てたフランスの連続ミスもあり、最後は久原のスパイクで25-22とこのセットをものにした。
第4セット、日本は前のセットの勢いで5-2とリードし、フランスはたまらずタイムアウトを要求。その後に、相手エースの連続スパイクにより一気に7-8と逆転を許した。終盤まで、終始1点差を追う展開となりシーソーゲームとなった。19-20から相手の高い身体能力をフルに発揮し連続で強烈なスパイクを決められ19-23とされ、最後はサーブミスと相手スパイクに仕留められ21-25で第4セットを落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝2敗 |
1 | 23 | 25 | 20 | 23 | – |
アメリカ 3勝 |
3 | 25 | 17 | 25 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦第3戦。G組の日本はアメリカと対戦した。第1セットは、お互いに譲らない展開であったが、終盤日本はサーブミスが続き23-25で失った。続く第2セットは、相手の連続ミスもあり日本ペースで終始展開し、奪い返した。第3セットの出だしはリードしたが、中盤からアメリカの多彩な攻撃に苦戦しこのセットを落とした。第4セットは、最後までもつれたがまたも2点差の23-25で奪われ、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は同リーグ戦G組を3位となり、次戦は9月19日12時00分(日本時間20日4時00分)より、同リーグH組4位のエジプトとセミファイナルラウンド(13-16位)を戦う。
第1セット立ち上がりは、熊倉允のサービスエースで始まったが、アメリカに高さのあるブロックを立て続けに決められ、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを先行された。中盤には日本も小野寺太志のクイックとサービスエースで反撃し、16-15と巻き返した。その後、キャプテン・久原翼がサイド攻撃からブロックアウトを取り、20-19と1点差をキープした。終盤、日本はサーブミスが続き、最後はセンターからクイックを決められて、23-25で第1セットを失った。
第2セットに入ると、高梨健太のバックアタックが決まりだし、さらには大竹のブロックも出て10-4とリードした。中盤も熊倉や小野寺がスパイクを決めて16-8のダブルスコアで後半へ突入。要所で久原と小野寺のスパイクも決まり、25-17で2セット目を奪取した。
第3セット序盤は、久原のサーブが走り6-4とリードしたが、アメリカの高いブロックとバックセンターから切り込む時間差攻撃を仕掛けられ、8-12と逆転された。その後高梨が奮起し、ライトからスパイクを決め返したが、相手の高いブロックに仕留められ12-17となったところで日本は2度目のタイムアウトを要求。藤中優斗の好レシーブで相手強打を拾いつなぐが、スパイクを決め切れず13-20と点差が開いた。終盤に熊倉が思い切り良いサーブでポイントを連続して取ったがその差は埋まらず、20-25で第3セットを落とした。
第4セット中盤までは、久原や熊倉や高梨がサイドからのスパイクを決め、8-5とリードした。中盤はお互いに一進一退となり、小野寺のクイックと酒井のサービスエースなどで22-21と僅差で終盤を迎えたが、最後は日本の3連続スパイクミスで万事休す。23-25の逆転で第4セットを落とした。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦G組 最終順位
1位:アメリカ(3勝0敗、勝点8)
2位:イラン(2勝1敗、勝点7)
3位:日本(1勝2敗、勝点3)
4位:メキシコ(0勝3敗、勝点0)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
1 | 25 | 25 | 19 | 21 | – |
イラン 1勝1敗 |
3 | 27 | 18 | 25 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦第2戦。G組の日本はイランと対戦した。第1セットは、始めからイランリードで進み、終盤に追いつきデュースまで持ち込んだが、25-27で落とした。2セット目は、中盤から日本ペースとなりセットを奪い返して迎えたが、第3、4セットを連続で失い、セットカウント1-3でイランに敗れた。次戦は9月17日12時00分(日本時間18日4時00分)より、アメリカと2次リーグ戦(9-16位)第3戦を戦う。
第1セット序盤は双方譲らないシーソーゲームとなった。中盤には、熊倉允と樋口裕希の両エースのスパイクがイランのブロックに阻まれ、9-14とリードを許した。その後、高梨健太のバックアタックなどが決まりだし13-15と追随。再び両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤に差し掛かったところで、後藤滉貴をピンチサーバーに起用。その後藤が見事サービスエースを取り21-21と同点に追いついた。デュースに入り、勝負どころで日本のサーブミスが続けて出てしまい、最後は相手エースにスパイクを決められ、25-27で1セット目を奪われた。
第2セット序盤は、樋口のレフトサイドからの攻撃がテンポよく決まり5-6とした。身長2メートルのイランのサウスポーエースにスパイクを決められ、先に1回目のテクニカルタイムアウトを取られた。中盤は小野寺太志のブロックと高梨健太のサーブで得点を重ね、6連続得点し20-16と逆転に成功。そのまま樋口がスパイクで得点を重ね、最後は高梨のスパイクが決まり、25-18で2セット目を取り返した。
第3セットの序盤に、相手の高い打点でコーナーをつく変化に富んだフローターサーブでサーブレシーブを乱され、4-8とリードを許した。中盤は相手の高打点からのスパイクに苦しめられ12-16となる。小野寺のクイックやキャプテン・久原翼の時間差攻撃などを駆使し反撃を試みたが、イランに19-25で逃げ切られ、3セット目を奪取された。
続く4セット目の出足から、きれいに揃い高さのあるイランのブロック陣に連続して日本のスパイクが阻止され、2-8まで点差を広げられた。なんとか食い止めたい日本は、久原のサービスエースと熊倉の切れの良いスパイクにより、18-20まで追い上げた。しかしリズムに乗ったイランの攻撃に遭い、21-25で第4セットを失った。
9月15日 日本×メキシコ 2次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
1敗
0
20
16
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦。G組の日本は地元・メキシコと対戦した。熊倉允とキャプテン・久原翼を軸に1セット目から終始日本のペースで試合を進め、セットカウント3-0で快勝した。次戦は9月16日17時00分(日本時間17日9時00分)より、イランと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤から、熊倉、久原と大竹壱青の攻撃で連続得点をあげ、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを先行した。その後も攻撃の手を緩めず、熊倉のレフトからのスパイクやセンターからの時間差攻撃が決まった。また、大竹の破壊力のあるサービスエースも飛び出し、13-9とリードを保った。その後、神谷雄飛のクイックが相手ブロックに阻止され15-13と迫られたが、相手のミスによる失点で日本は4得点し、セッター・酒井啓輔は好調の熊倉に引き続きボールを集め点数を重ねた。最後も相手サーブミスにより、25-20で第1セットを先取した。
続く第2セットも序盤から日本のペースで、8-4のダブルスコアでリードした。1次リーグ戦で参加16チーム中の第1位であるスパイクレシーブを活かし、2段トスにうまくあわせた熊倉がスパイクを決め加点。16-9で2回目のテクニカルタイムアウトも先行し、その後、終盤も同様の展開で、25点目も熊倉のスパイクで、25-16で2セット目も連取した。
第3セットも日本の勢いは止まらず、アウェイの状況の中8-3とリードした。序盤、ファーストレシーブが相手ベンチ近くまで飛んだが、大竹が捨て身でボールをつなぎ返球した後のラリーを相手がスパイクミスし、日本のペースとなった。中盤から終盤にかけて行った2枚替えが功を奏し、途中出場の高梨のスパイクで加点し、好調の熊倉がブロックポイントをあげてマッチポイントを迎えた。最後は小野寺太志のブロックが続いて決まり、25-15で3セット目も勝利した。
9月13日 日本×イタリア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3敗
1
20
25
28
12
–
イタリア
3勝
3
25
23
30
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はイタリアと本大会第3戦を戦った。1セット目は、先発起用されたセッター・永露元稀のトスワークが良く、出足はリードしたが後半逆転され第1セットを落とした。2セット目は終盤で見事に逆転し、拮抗したゲームを2点差でものにした。3セット目は、最後まで予断を許さない展開になったがデュースの末、敗れ、続く4セット目も力尽き、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は1次リーグ戦D組4位となり2次リーグ戦(9-16位)にまわる。次戦は9月15日19時00分(日本時間16日11時00分)より、地元・メキシコと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤は、先発起用の永露のトスアップで小野寺太志と大竹壱青のクイックが決まり6-4とリードした。ところが、日本のスパイクが相手の高いブロックに阻まれ、13-16でイタリアに2回目のテクニカルタイムアウトで先行された。その後も相手のサイドからの攻撃に遭い、20-225で第1セットを失った。
続く第2セットもイタリアペースで5-9と先行を許したが、熊倉允と樋口祐希の相手ブロックを狙う巧いスパイクで得点を重ね、16-16まで追いついた。そこから相手に打点の高いスパイクを決められ、16-20と再度追う展開となった。そこから熊倉と樋口のスパイクやブロックで連続得点し22-22に追いついた。終盤には高梨健太のバックアタックと小野寺太志のBクイックで得点。最後は小野寺の相手スパイクをはね返すブロックで仕留め、25-23で接戦をものにした。
第3セットは、序盤から中盤にかけてお互いにサイドアウトを繰り返す展開で1回目と2回目のテクニカルタイムアウトは1点差でイタリアに先取された。終盤にかけ、樋口のスパイクで連続得点をあげ24-22と逆転に成功。その後、セット奪取まであと1点のところでサーブミスで相手に点数を献上。デュースの末、最後は相手にサービスエースを取られ、28-30で第3セットを失った。
第4セットは、中盤日本にミスが多く出て5連続失点などがあり、一方的なゲーム展開となった。最後もサーブミスにより、12-25で第4セットを失った。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦D組 最終順位表
1位:イタリア(3勝0敗、勝点9)
2位:スロベニア(2勝1敗、勝点5)
3位:フランス(1勝2敗、勝点4)
4位:日本(0勝3敗、勝点0)
9月12日 日本×スロベニア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2敗
1
25
23
21
22
–
スロベニア
1勝1敗
3
17
25
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はスロベニアと本大会第2戦を戦った。第1セットは、日本のリズムで終始ゲームを展開し、幸先良くセットをものにした。第2セットも20点まではリードしたが、終盤に逆転されセットを奪われた。続く3、4セットも拮抗したが連取され、セットカウント1-3で敗れた。その結果1次リーグ戦2連敗で、明日行なわれる同リーグ戦の最終戦を待たずして、2次リーグ戦(9-16位)の下位リーグ戦にまわることになった。次戦は9月13日17時00分(日本時間14日9時00分)より、イタリアと1次リーグ戦3戦目を戦う。
第1セット序盤は、高梨健太のブロックやスパイクが決まった。また、昨日の試合ではオポジットに入った大竹壱青をミドルブロッカーとして起用した。その大竹のBクイックなどが決まり、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。続いて熊倉允のバックアタックと相手ミスが重なり16-10と点差を広げ、その後もセッター・酒井啓輔の絶妙なツーアタックで長いラリーを制するなど、日本はリズムよくゲームを展開した。最後は高梨が相手エースをブロックで仕留め、25-17で1セット目をものにした。
第2セットに入り序盤は、熊倉、高梨のサイドからの攻撃が得点に結びつき8-4とリードした。中盤に差し掛かり、相手オポジットにライトからの強烈なスパイクで13-13に追いつかれた日本は、この試合で初めてのタイムアウトを要求。その後、互いに20-19までサイドアウトを繰り返した。途中2回目のタイムアウトを取ったが、相手のバックアタックなどで4連続失点し、20-22の逆転を許した。終盤、久原翼のスパイクでサイドアウトは取ったが、23-25で2セット目を奪われた。
第3セットの序盤は、久原のサイドからの攻撃が決まり5-2とリードしたが、相手のコースを突く連続サーブに揺さぶられ、5-6と逆転された。中盤は10-15と追う展開となったが、日本は相手の強烈なスパイクをリベロ・藤中優斗が好レシーブ。それを2段トスでつなぎ久原、熊倉が難しい状況でスパイクを決め、ラリーをうまく制した場面もあったが、最後は21-25で第3セットも奪われた。
後がない日本は、第4セット序盤、クイックをおとりに時間差攻撃などを仕掛け、高梨が連続スパイクを決め得点を重ねた。また、小野寺太志のクイックやサービスエースも飛び出し、13-10とリード。しかしその後に、相手ミドルブロッカーに連続ブロックで攻撃を阻まれ、16-18と逆転された。終盤に差し掛かり、またしても相手オポジットに強烈なスパイクを決められ、22-25でこのセットも失った。
9月11日 日本×フランス 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1敗
1
23
24
25
21
–
フランス
1勝
3
25
26
22
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はフランスと本大会初戦を戦った。第1セットから第4セットまで、毎セットともシーソーゲームとなったが、セットカウント1-3で敗戦を喫した。次戦は9月12日14時00分(日本時間13日6時)より、スロベニアと1次リーグ戦2戦目を戦う。
第1セット開始直後、日本は大竹壱青と小野寺太志の大型2メートルコンビが立て続けに相手エースをブロックし、2連続得点の幸先良いスタートをきった。その後、双方とも出足の固さが目立ったが、日本が先に8点のテクニカルタイムアウトを迎えた。オポジットとして起用された大竹のスパイクポイントで16-14とし、2度目のテクニカルタイムアウトも日本が先取した。熊倉允の小気味よいスパイクとブロックが決まり20-18とリードをキープ。しかし終盤は相手の高いブロックにスパイクが封じられ、22-23と逆転された。最後は相手エースのスパイクで得点され、23-25で第1セットを落とした。
第2セットの序盤から中盤は、お互いに連続得点し14-16のフランスリードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その直後に2枚替えで永露元稀と高梨健太を投入。高梨が期待に応え、跳躍力のある高い打点からスパイクを決め18-17と逆転に成功した。その後も長いラリーでは相手のミスを誘い、21-20とリードした。ところが大事な終盤に差し掛かったところで、相手エースにサービスエースを決められ22-24となった。小野寺のクイックとキャプテン・久原翼のレフトからのスパイクでデュースに持ち込んだが、最後はフランスのブロックに日本の攻撃が立て続けに阻止され、24-26で第2セットを落とした。
第3セット、後が無い日本は序盤も調子づいたフランスに先手を取られ7-8とリードされた。久原のレフトからのスパイクと、途中出場の永露のブロックで13-13と食い下がり、さらに高梨のバックアタックがテンポ良く決まり、熊倉のブロックとスパイクで16-15とリードに成功。終盤は好調の高梨がスパイクとサービスエースでチームに勢いをつけた。慌てたフランスの連続ミスもあり、最後は久原のスパイクで25-22とこのセットをものにした。
第4セット、日本は前のセットの勢いで5-2とリードし、フランスはたまらずタイムアウトを要求。その後に、相手エースの連続スパイクにより一気に7-8と逆転を許した。終盤まで、終始1点差を追う展開となりシーソーゲームとなった。19-20から相手の高い身体能力をフルに発揮し連続で強烈なスパイクを決められ19-23とされ、最後はサーブミスと相手スパイクに仕留められ21-25で第4セットを落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
メキシコ 1敗 |
0 | 20 | 16 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)2次リーグ戦。G組の日本は地元・メキシコと対戦した。熊倉允とキャプテン・久原翼を軸に1セット目から終始日本のペースで試合を進め、セットカウント3-0で快勝した。次戦は9月16日17時00分(日本時間17日9時00分)より、イランと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤から、熊倉、久原と大竹壱青の攻撃で連続得点をあげ、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを先行した。その後も攻撃の手を緩めず、熊倉のレフトからのスパイクやセンターからの時間差攻撃が決まった。また、大竹の破壊力のあるサービスエースも飛び出し、13-9とリードを保った。その後、神谷雄飛のクイックが相手ブロックに阻止され15-13と迫られたが、相手のミスによる失点で日本は4得点し、セッター・酒井啓輔は好調の熊倉に引き続きボールを集め点数を重ねた。最後も相手サーブミスにより、25-20で第1セットを先取した。
続く第2セットも序盤から日本のペースで、8-4のダブルスコアでリードした。1次リーグ戦で参加16チーム中の第1位であるスパイクレシーブを活かし、2段トスにうまくあわせた熊倉がスパイクを決め加点。16-9で2回目のテクニカルタイムアウトも先行し、その後、終盤も同様の展開で、25点目も熊倉のスパイクで、25-16で2セット目も連取した。
第3セットも日本の勢いは止まらず、アウェイの状況の中8-3とリードした。序盤、ファーストレシーブが相手ベンチ近くまで飛んだが、大竹が捨て身でボールをつなぎ返球した後のラリーを相手がスパイクミスし、日本のペースとなった。中盤から終盤にかけて行った2枚替えが功を奏し、途中出場の高梨のスパイクで加点し、好調の熊倉がブロックポイントをあげてマッチポイントを迎えた。最後は小野寺太志のブロックが続いて決まり、25-15で3セット目も勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3敗 |
1 | 20 | 25 | 28 | 12 | – |
イタリア 3勝 |
3 | 25 | 23 | 30 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はイタリアと本大会第3戦を戦った。1セット目は、先発起用されたセッター・永露元稀のトスワークが良く、出足はリードしたが後半逆転され第1セットを落とした。2セット目は終盤で見事に逆転し、拮抗したゲームを2点差でものにした。3セット目は、最後まで予断を許さない展開になったがデュースの末、敗れ、続く4セット目も力尽き、セットカウント1-3で敗れた。その結果、日本は1次リーグ戦D組4位となり2次リーグ戦(9-16位)にまわる。次戦は9月15日19時00分(日本時間16日11時00分)より、地元・メキシコと2次リーグ戦(9-16位)を戦う。
第1セット序盤は、先発起用の永露のトスアップで小野寺太志と大竹壱青のクイックが決まり6-4とリードした。ところが、日本のスパイクが相手の高いブロックに阻まれ、13-16でイタリアに2回目のテクニカルタイムアウトで先行された。その後も相手のサイドからの攻撃に遭い、20-225で第1セットを失った。
続く第2セットもイタリアペースで5-9と先行を許したが、熊倉允と樋口祐希の相手ブロックを狙う巧いスパイクで得点を重ね、16-16まで追いついた。そこから相手に打点の高いスパイクを決められ、16-20と再度追う展開となった。そこから熊倉と樋口のスパイクやブロックで連続得点し22-22に追いついた。終盤には高梨健太のバックアタックと小野寺太志のBクイックで得点。最後は小野寺の相手スパイクをはね返すブロックで仕留め、25-23で接戦をものにした。
第3セットは、序盤から中盤にかけてお互いにサイドアウトを繰り返す展開で1回目と2回目のテクニカルタイムアウトは1点差でイタリアに先取された。終盤にかけ、樋口のスパイクで連続得点をあげ24-22と逆転に成功。その後、セット奪取まであと1点のところでサーブミスで相手に点数を献上。デュースの末、最後は相手にサービスエースを取られ、28-30で第3セットを失った。
第4セットは、中盤日本にミスが多く出て5連続失点などがあり、一方的なゲーム展開となった。最後もサーブミスにより、12-25で第4セットを失った。
○第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦D組 最終順位表
1位:イタリア(3勝0敗、勝点9)
2位:スロベニア(2勝1敗、勝点5)
3位:フランス(1勝2敗、勝点4)
4位:日本(0勝3敗、勝点0)
9月12日 日本×スロベニア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2敗
1
25
23
21
22
–
スロベニア
1勝1敗
3
17
25
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はスロベニアと本大会第2戦を戦った。第1セットは、日本のリズムで終始ゲームを展開し、幸先良くセットをものにした。第2セットも20点まではリードしたが、終盤に逆転されセットを奪われた。続く3、4セットも拮抗したが連取され、セットカウント1-3で敗れた。その結果1次リーグ戦2連敗で、明日行なわれる同リーグ戦の最終戦を待たずして、2次リーグ戦(9-16位)の下位リーグ戦にまわることになった。次戦は9月13日17時00分(日本時間14日9時00分)より、イタリアと1次リーグ戦3戦目を戦う。
第1セット序盤は、高梨健太のブロックやスパイクが決まった。また、昨日の試合ではオポジットに入った大竹壱青をミドルブロッカーとして起用した。その大竹のBクイックなどが決まり、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。続いて熊倉允のバックアタックと相手ミスが重なり16-10と点差を広げ、その後もセッター・酒井啓輔の絶妙なツーアタックで長いラリーを制するなど、日本はリズムよくゲームを展開した。最後は高梨が相手エースをブロックで仕留め、25-17で1セット目をものにした。
第2セットに入り序盤は、熊倉、高梨のサイドからの攻撃が得点に結びつき8-4とリードした。中盤に差し掛かり、相手オポジットにライトからの強烈なスパイクで13-13に追いつかれた日本は、この試合で初めてのタイムアウトを要求。その後、互いに20-19までサイドアウトを繰り返した。途中2回目のタイムアウトを取ったが、相手のバックアタックなどで4連続失点し、20-22の逆転を許した。終盤、久原翼のスパイクでサイドアウトは取ったが、23-25で2セット目を奪われた。
第3セットの序盤は、久原のサイドからの攻撃が決まり5-2とリードしたが、相手のコースを突く連続サーブに揺さぶられ、5-6と逆転された。中盤は10-15と追う展開となったが、日本は相手の強烈なスパイクをリベロ・藤中優斗が好レシーブ。それを2段トスでつなぎ久原、熊倉が難しい状況でスパイクを決め、ラリーをうまく制した場面もあったが、最後は21-25で第3セットも奪われた。
後がない日本は、第4セット序盤、クイックをおとりに時間差攻撃などを仕掛け、高梨が連続スパイクを決め得点を重ねた。また、小野寺太志のクイックやサービスエースも飛び出し、13-10とリード。しかしその後に、相手ミドルブロッカーに連続ブロックで攻撃を阻まれ、16-18と逆転された。終盤に差し掛かり、またしても相手オポジットに強烈なスパイクを決められ、22-25でこのセットも失った。
9月11日 日本×フランス 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1敗
1
23
24
25
21
–
フランス
1勝
3
25
26
22
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はフランスと本大会初戦を戦った。第1セットから第4セットまで、毎セットともシーソーゲームとなったが、セットカウント1-3で敗戦を喫した。次戦は9月12日14時00分(日本時間13日6時)より、スロベニアと1次リーグ戦2戦目を戦う。
第1セット開始直後、日本は大竹壱青と小野寺太志の大型2メートルコンビが立て続けに相手エースをブロックし、2連続得点の幸先良いスタートをきった。その後、双方とも出足の固さが目立ったが、日本が先に8点のテクニカルタイムアウトを迎えた。オポジットとして起用された大竹のスパイクポイントで16-14とし、2度目のテクニカルタイムアウトも日本が先取した。熊倉允の小気味よいスパイクとブロックが決まり20-18とリードをキープ。しかし終盤は相手の高いブロックにスパイクが封じられ、22-23と逆転された。最後は相手エースのスパイクで得点され、23-25で第1セットを落とした。
第2セットの序盤から中盤は、お互いに連続得点し14-16のフランスリードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その直後に2枚替えで永露元稀と高梨健太を投入。高梨が期待に応え、跳躍力のある高い打点からスパイクを決め18-17と逆転に成功した。その後も長いラリーでは相手のミスを誘い、21-20とリードした。ところが大事な終盤に差し掛かったところで、相手エースにサービスエースを決められ22-24となった。小野寺のクイックとキャプテン・久原翼のレフトからのスパイクでデュースに持ち込んだが、最後はフランスのブロックに日本の攻撃が立て続けに阻止され、24-26で第2セットを落とした。
第3セット、後が無い日本は序盤も調子づいたフランスに先手を取られ7-8とリードされた。久原のレフトからのスパイクと、途中出場の永露のブロックで13-13と食い下がり、さらに高梨のバックアタックがテンポ良く決まり、熊倉のブロックとスパイクで16-15とリードに成功。終盤は好調の高梨がスパイクとサービスエースでチームに勢いをつけた。慌てたフランスの連続ミスもあり、最後は久原のスパイクで25-22とこのセットをものにした。
第4セット、日本は前のセットの勢いで5-2とリードし、フランスはたまらずタイムアウトを要求。その後に、相手エースの連続スパイクにより一気に7-8と逆転を許した。終盤まで、終始1点差を追う展開となりシーソーゲームとなった。19-20から相手の高い身体能力をフルに発揮し連続で強烈なスパイクを決められ19-23とされ、最後はサーブミスと相手スパイクに仕留められ21-25で第4セットを落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2敗 |
1 | 25 | 23 | 21 | 22 | – |
スロベニア 1勝1敗 |
3 | 17 | 25 | 25 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はスロベニアと本大会第2戦を戦った。第1セットは、日本のリズムで終始ゲームを展開し、幸先良くセットをものにした。第2セットも20点まではリードしたが、終盤に逆転されセットを奪われた。続く3、4セットも拮抗したが連取され、セットカウント1-3で敗れた。その結果1次リーグ戦2連敗で、明日行なわれる同リーグ戦の最終戦を待たずして、2次リーグ戦(9-16位)の下位リーグ戦にまわることになった。次戦は9月13日17時00分(日本時間14日9時00分)より、イタリアと1次リーグ戦3戦目を戦う。
第1セット序盤は、高梨健太のブロックやスパイクが決まった。また、昨日の試合ではオポジットに入った大竹壱青をミドルブロッカーとして起用した。その大竹のBクイックなどが決まり、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。続いて熊倉允のバックアタックと相手ミスが重なり16-10と点差を広げ、その後もセッター・酒井啓輔の絶妙なツーアタックで長いラリーを制するなど、日本はリズムよくゲームを展開した。最後は高梨が相手エースをブロックで仕留め、25-17で1セット目をものにした。
第2セットに入り序盤は、熊倉、高梨のサイドからの攻撃が得点に結びつき8-4とリードした。中盤に差し掛かり、相手オポジットにライトからの強烈なスパイクで13-13に追いつかれた日本は、この試合で初めてのタイムアウトを要求。その後、互いに20-19までサイドアウトを繰り返した。途中2回目のタイムアウトを取ったが、相手のバックアタックなどで4連続失点し、20-22の逆転を許した。終盤、久原翼のスパイクでサイドアウトは取ったが、23-25で2セット目を奪われた。
第3セットの序盤は、久原のサイドからの攻撃が決まり5-2とリードしたが、相手のコースを突く連続サーブに揺さぶられ、5-6と逆転された。中盤は10-15と追う展開となったが、日本は相手の強烈なスパイクをリベロ・藤中優斗が好レシーブ。それを2段トスでつなぎ久原、熊倉が難しい状況でスパイクを決め、ラリーをうまく制した場面もあったが、最後は21-25で第3セットも奪われた。
後がない日本は、第4セット序盤、クイックをおとりに時間差攻撃などを仕掛け、高梨が連続スパイクを決め得点を重ねた。また、小野寺太志のクイックやサービスエースも飛び出し、13-10とリード。しかしその後に、相手ミドルブロッカーに連続ブロックで攻撃を阻まれ、16-18と逆転された。終盤に差し掛かり、またしても相手オポジットに強烈なスパイクを決められ、22-25でこのセットも失った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1敗 |
1 | 23 | 24 | 25 | 21 | – |
フランス 1勝 |
3 | 25 | 26 | 22 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第18回世界ジュニア男子バレーボール選手権大会(U-21)1次リーグ戦。D組の日本はフランスと本大会初戦を戦った。第1セットから第4セットまで、毎セットともシーソーゲームとなったが、セットカウント1-3で敗戦を喫した。次戦は9月12日14時00分(日本時間13日6時)より、スロベニアと1次リーグ戦2戦目を戦う。
第1セット開始直後、日本は大竹壱青と小野寺太志の大型2メートルコンビが立て続けに相手エースをブロックし、2連続得点の幸先良いスタートをきった。その後、双方とも出足の固さが目立ったが、日本が先に8点のテクニカルタイムアウトを迎えた。オポジットとして起用された大竹のスパイクポイントで16-14とし、2度目のテクニカルタイムアウトも日本が先取した。熊倉允の小気味よいスパイクとブロックが決まり20-18とリードをキープ。しかし終盤は相手の高いブロックにスパイクが封じられ、22-23と逆転された。最後は相手エースのスパイクで得点され、23-25で第1セットを落とした。
第2セットの序盤から中盤は、お互いに連続得点し14-16のフランスリードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その直後に2枚替えで永露元稀と高梨健太を投入。高梨が期待に応え、跳躍力のある高い打点からスパイクを決め18-17と逆転に成功した。その後も長いラリーでは相手のミスを誘い、21-20とリードした。ところが大事な終盤に差し掛かったところで、相手エースにサービスエースを決められ22-24となった。小野寺のクイックとキャプテン・久原翼のレフトからのスパイクでデュースに持ち込んだが、最後はフランスのブロックに日本の攻撃が立て続けに阻止され、24-26で第2セットを落とした。
第3セット、後が無い日本は序盤も調子づいたフランスに先手を取られ7-8とリードされた。久原のレフトからのスパイクと、途中出場の永露のブロックで13-13と食い下がり、さらに高梨のバックアタックがテンポ良く決まり、熊倉のブロックとスパイクで16-15とリードに成功。終盤は好調の高梨がスパイクとサービスエースでチームに勢いをつけた。慌てたフランスの連続ミスもあり、最後は久原のスパイクで25-22とこのセットをものにした。
第4セット、日本は前のセットの勢いで5-2とリードし、フランスはたまらずタイムアウトを要求。その後に、相手エースの連続スパイクにより一気に7-8と逆転を許した。終盤まで、終始1点差を追う展開となりシーソーゲームとなった。19-20から相手の高い身体能力をフルに発揮し連続で強烈なスパイクを決められ19-23とされ、最後はサーブミスと相手スパイクに仕留められ21-25で第4セットを落とした。