2014アジアクラブ男子選手権大会

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. イラン
  2. カタール
  3. 中国
  4. カザフスタン
  5. チャイニーズタイペイ
  6. イラク
  7. フィリピン
  8. レバノン
  1. アラブ首長国連邦
  2. トルクメニスタン
  3. ベトナム
  4. オマーン
  5. 日本
  6. パプアニューギニア
  7. ホンコンチャイナ
  8. モンゴル

日本の試合結果

4月15日 日本×パプアニューギニア セミファイナル(13-16位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 22 25 25
パプアニューギニア
1 21 25 20 15

【第1セットのスタメン】

【戦評】

2014アジアクラブ選手権大会、ファイナル(13-14位順位決定戦)の相手はパプアニューギニア(AMOA NCD)。日本(大分三好ヴァイセアドラー)はセットカウント3-1で勝利し、今大会を13位で終了した。

第1セット、序盤は硬さが目立った日本。パプアニューギニアの変則的な攻撃にペースを乱され、6-8とリードを許した。しかし、徐々に点差を縮めると、15-16とし終盤へ。その後逆転に成功、22-21としたところで細川優樹に変えて石垣公也を投入。その石垣のサーブによる得点などでパプアニューギニアを引き離し、第1セットを25-21で先取した。

第2セット、ミスから1-6とパプアニューギニアにリードされる展開に。日本はモハメド・カタブのサーブなどで追い上げたが、相手の粘りあるディフェンスに苦戦。立て続けにミスを犯してしまった。追い上げを図った日本だったが、このままパプアニューギニアに追い付くことは出来ず。第2セットを22-25で落とした。

第3セット、立ち上がりより細川に代えて石垣を起用。その石垣のサーブを起点に、カタブのアタックなどで8-4とリードを奪った。その後も井口拓也のサービスエースや石垣のブロックなどで得点を奪い、第3セットを25-20で取り返した。

第4セット、チーム一丸となり、大会を締めくくろうと意気込んで臨んだ日本。立ち上がりから井口のサービスエースやカタブと木村泰輔のブロックなどで得点し、5-0とリードを奪った。その後も安田将利のテンポの良いトス回しで得点を重ね、最後は途中交代の田中挙章のアタックが決まり、25-15で第4セットを奪った。

この結果、セットカウント3-1で勝利した日本。今大会の最終順位は13位となった。

【コメント】

古田博幸監督
「このようなすばらしい機会を与えてくださったすべての関係者の方々に感謝を申し上げたい。結果は13位になったが、選手、スタッフにとっても良い経験となった。この経験を生かして5月の黒鷲旗(全日本男女選抜)大会では上位進出出来るように頑張りたい。たくさんのご声援ありがとうございました」

4月14日 日本×ホンコンチャイナ セミファイナル(13-16位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 25 25
ホンコンチャイナ
0 23 19 20

【第1セットのスタメン】

【戦評】

2014アジアクラブバレーボール選手権大会、セミファイナル(13-16位)の対戦相手はホンコンチャイナ(GREEN DRAGON)。日本はホンコンチャイナにストレートで勝利した。次戦は4月15日(現地時間)14時より、パプアニューギニア(AMOA NCD)とファイナル(13-14位決定戦)を戦う。

第1セット、序盤に細川優樹のサーブを起点に3点のリードを奪った。その後は互いにサイドアウトを取り合う展開となったが、中盤に日本のサーブレシーブが乱れ、同点に追い付かれた。終盤、23-22の場面でセッターを山田要平から安田将利に代えると、テンポのいい攻撃から加点し、第1セットを25-23で先取した。

第2セット、序盤は両者一歩も譲らず点の奪い合いとなった。モハメド・カタブのサーブや大道大輔のブロックで16-12とリードし、終盤へと突入した。その後、サーブレシーブの乱れから21-17とホンコンチャイナに追い上げられたが、ピンチサーバーの島崎征士郎のサービスエースもあり、第2セットを25-19で奪取した。

第3セット、勢いに乗った日本は、スタートから井口拓也に代え石垣公也を投入。カタブと石垣のアタックで徐々に点差を広げた。自分たちのミスから失点し、2点差まで追い上げられる場面もあったが、粘りのあるレシーブから細川のアタックが決まると、最後はカタブのバックアタックで25-20。第3セットも日本が取った。

この結果、ストレートでホンコンチャイナに勝利した日本。明日のファイナル(13-14位決定戦)が今大会最後の試合となる。

【コメント】

古田博幸監督
「昨日4月13日の悔しい敗戦から、立て直して勝利することが出来た。自分たちの課題であるサーブレシーブを修正することが出来たし、終始リードする試合展開も出来た。明日(15日、13-14位決定戦)は最終戦なので、チーム一丸となって試合に臨み、勝利したい」

4月13日 日本×オマーン クウォーターファイナル(9-16位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2 25 25 22 26 7
オマーン
3 17 23 25 28 15

【第1セットのスタメン】

【戦評】

2014アジアクラブ選手権大会、予選リーグ戦B組を3位で通過した日本(大分三好ヴァイセアドラー)は、クウォーターファイナル(9-16位)で予選リーグ戦A組4位のオマーン(SOHAR)と対戦した。日本は2セットを先取するも逆転され、フルセットの末にオマーンに敗れた。次戦は4月14日(現地時間)14時より、ホンコンチャイナ(GREEN DRAGON)とセミファイナル(13-16位)を戦う。

第1セット、この日先発出場の井口拓也のサーブから得点し、4-0と好スタートを切った。その後も細川優樹のアタックや大道大輔のブロックなどで得点を重ね、第1セットを25-17で先取した。

第2セット、序盤は5-8とオマーンを追いかける展開となった。田中挙章のサーブやモハメド・カタブのアタック、さらに木村泰輔のブロックで10-10の同点に追い付くことに成功。しかし、中盤に日本のサーブレシーブが乱れると、再びオマーンにリードを許した。ここで日本はセッターを山田要平に代えて安田将利を投入。その安田を起点に徐々に点差を縮め、1点差まで追い上げた。この後セッターを再び山田に戻すと、山田と木村のブロックで加点し逆転。25-23で日本が2セット連取に成功した。

第3セット、サーブレシーブが乱れ11-16とオマーンにリードを許した。粘りのあるレシーブから徐々に点差を縮めるも、逆転には至らず。第3セットを22-25で落とした。

第4セット、大道のサーブからポイントを奪い、6-0とリードした。その後は互いに点を奪い合いながらも16-12とリードを保ったまま終盤へ。しかし、アタックとサーブレシーブでのミスでオマーンに追い付かれ、さらに逆転を許してしまう。その後も修正が出来ないままオマーンに逃げ切られ、第4セットを26-28で落とし、フルセットに突入した。

第5セット、チーム一丸となり臨んだ日本だったが、相手ブロックに立て続けに攻撃を阻まれると、自分たちのスパイクミスもあり、オマーンにリードを許した。その後も流れを掴めないまま試合は進み、最後は7-15で第5セットをオマーンに奪われた。

この結果、フルセットの末にオマーンに敗れた日本はセミファイナル(13-16位)に回ることとなった。

【コメント】

古田博幸監督
「非常に悔しい敗戦。第1、2セットを先取することが出来たが、第3、4セットは相手のミスが減り、逆に自分たちにミスが出てしまった。勝ちたいと臨んだ第5セットだったが、相手の勢いに押されてしまった。残りの2試合は日本のバレーらしい、ミスのない粘りのあるバレーをしたい」

4月11日 日本×ベトナム 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝2敗
3 25 22 26 25
ベトナム
3敗
1 22 25 24 21

【第1セットのスタメン】

【戦評】

2014アジアクラブ男子選手権大会、予選リーグ戦B組の日本(大分三好ヴァイセアドラー)はベトナム(DUC LONG GIA LAI)と予選リーグ戦最終戦を戦った。是が非でも1勝を挙げたい日本は1セットこそ落としたものの、終始優位に試合を運びセットカウント3-1で勝利した。次戦の対戦相手は、明日12日のイラン(MATIN VARAMIN)対レバノン(ZAHRAA AL MINAA)の試合結果を受けて決定する。

第1セット序盤は、互いに点を取り合う展開となった。8-8の同点の場面から、石垣公也のサーブと細川優樹のブロックで3連続得点を挙げてリードを奪った。中盤、ベトナムの特徴あるサーブに苦しめられ1点差まで追い上げられたが、石垣に代え井口拓也を投入し守りを固めた。その後、モハメド・カタブのサービスエースでベトナムを引き離すと、25-22で第1セットを先取した。

第2セット、立ち上がりから木村泰輔に代え橋本大樹を投入。すると、その橋本がブロックを決めて2点のリードを奪うことに成功。ところが、中盤に日本のサーブレシーブが乱れると、ベトナムに逆転を許し、そのまま第2セットを22-25で落とした。

第3セット、カタブのサーブを起点に橋本のブロック、細川のアタックで得点した日本。3-8とリードを広げて中盤へ。その後も山田要平のツーアタックなどでリードを保ったまま試合を運んだ。終盤、ベトナムに追い付かれる場面もあったが、逃げ切った日本が第3セットを26-24で取り返した。

第4セット、序盤は互いに点を取り合う展開となったが、日本が粘りのレシーブを見せると、16-13とリードして終盤へ。ベトナムも粘りを見せたが、最後は井口のアタックが決まり第4セットを25-21で奪取した。

この結果、セットカウント3-1で勝利した日本。予選リーグ戦を1勝2敗で終えた。予選リーグ戦の最終順位は明日12日に行われるイラン対レバノンの試合結果を受けて決定する。

○予選リーグ戦 B組 順位表
1位 イラン (3勝0敗、勝ち点9)
2位 レバノン (2勝1敗、勝ち点4、セット率=1.000)
3位 日本 (1勝2敗、勝ち点4、セット率=0.857)
4位 ベトナム (0勝3敗、勝ち点1)

【コメント】

古田博幸監督
「昨日(10日、レバノン戦)の悔しい敗戦があったので、1勝を挙げることができて大変嬉しい。予選リーグ戦の最終順位はまだ確定していないが、次の試合もこの勢いで頑張りたい」

4月10日 日本×レバノン 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2敗
2 22 30 25 23 6
レバノン
2勝
3 25 28 23 25 15

【第1セットのスタメン】

【戦評】

2014アジアクラブ選手権大会、予選リーグ戦第2戦で日本(大分三好ヴァイセアドラー)はレバノン(Zahraa Al Minaa)と対戦した。日本は先に2セットを先取したものの、フルセットの末にレバノンに敗れた。次戦は4月11日(現地時間)12時より、ベトナム(Duc Long Gia Lai)と予選リーグ戦最終戦を戦う。

昨日9日のイラン(MATIN VARAMIN)戦の反省を踏まえて試合に臨んだ日本。第1セット序盤、効果的なサーブから相手を崩し、大道大輔のブロックや細川優樹のバックアタックでリードを奪った。しかし、中盤に連続でスパイクミスを犯すとレバノンに逆転を許し、第1セットを22-25で落としてしまった。

第2セット、互いに一歩も譲らず、点を取り合う展開のまま終盤へ。その後日本が一歩抜け出すと、レバノンを振り切り第2セットを30-28で取り返した。

第3セット、序盤に木村泰輔のサーブから相手を崩すと、さらに石垣公也のブロックで8-4とリードを広げた。また、粘りのあるレシーブをみせると、ミスをしながらも着実に得点を重ね、25-23で2セット連取に成功した。

第4セット、大道のサーブからレバノンを崩すと、3連続ポイントを奪った。ところが中盤、攻撃が相手の高いブロックに阻まれ始めると、ミスも生まれ18-21と逆転されてしまった。日本はモハメド・カタブのサービスエースなどで21-22まで追い上げたが、逆転するまでには至らず。23-25で第4セットを落とし、勝負の行方はフルセットにもつれこんだ。

第5セット、チーム一丸となって臨んだ日本だったが、スパイクミスを犯すと、さらにレバノンに3連続ブロックを決められ、0-6と大きくリードされてしまった。必死に食らいついた日本だったが、序盤に開いた点差を縮めることはできず。6-15で第5セットを落とした。

この結果、日本はレバノンにフルセットの末敗れ、予選リーグ戦を2連敗とした。

【コメント】

古田博幸監督
「今日は勝てる試合だった。敗因は中盤から終盤にかけてのサーブレシーブの乱れが連続失点に繋がったこと。第5セットはスパイクミスからリード許し、最後までリズムが作れなかった。明日の予選リーグ戦最終戦は上位進出の為にも勝ちにこだわって臨みたい」

4月9日 日本×イラン 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗
1 18 25 13 22
イラン
1勝
3 25 21 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】

2014アジアクラブ男子選手権大会、予選リーグB組の日本(大分三好ヴァイセアドラー)はイラン(MATIN VARAMIN)と初戦を戦った。日本はサーブレシーブが乱れペースを掴むことができず、セットカウント1-3で敗れた。次戦は4月10日(現地時間)14時よりレバノン(Zahraa Al Minaa)と予選リーグ戦第2戦を戦う。

第1セット、硬さが目立った日本。自分たちのミスから失点すると、相手のブロックに攻撃を阻まれ追う展開となった。序盤に開いた点差を縮めることができず、18-25で第1セットをイランに奪われた。

続く第2セット、序盤に細川優樹とモハメド・カタブのスパイクで加点した日本。しかし、イランもこれに応戦。点の奪い合いとなった。中盤、揺さぶりをかけたサーブと粘り強いレシーブで相手のミスを誘うと、25-21で第2セットを奪い、試合を振り出しに戻した。

第3セットは第2セットと逆の展開となった。イランのサーブと高さのあるブロックに苦しめられた日本。13-25で第3セットを落とし、イランに2セット先取を許した。

後がない第4セット、日本は大道大輔に代えて田中挙章を投入。その田中がサービスエースを決めて幸先のいいスタートを切った。さらに石垣公也のサーブから3連続得点を挙げて12-9とリードを奪った。中盤は点の奪い合いとなったが、それでも21-19と2点のリードを保ったまま終盤へ。しかし、攻撃がイランのブロックに阻まれると、サーブレシーブにミスが出てさらに失点。なんとかこのセットを奪いたい日本だったが、最後は22-25で第4セットを落としてしまった。

この結果、セットカウント1-3で敗れた日本。大事な初戦を勝利で飾ることは出来なかった。

【コメント】

古田博幸監督
「サーブレシーブが安定せず、自分たちのコンビバレーが出来なかったこと、イランの高さのあるブロックに対応出来なかったことが敗因。明日のレバノン戦はサーブレシーブをしっかり修正して臨みたい」