地元・中国を破り6連覇達成 第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)
「第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)」が3月13日(月)、重慶(中国)で大会最終日を迎えました。セミファイナルラウンド(1-4位)でタイを下した日本は、決勝戦で地元・中国と対戦しセットカウント3-0(25-16、25-9、32-30)のストレートで勝利。大会6連覇を成し遂げました。
試合は地元・中国の大声援の中スタートしました。第1セットは中国の高いブロックに苦しめられながらも、曽我啓菜選手(金蘭会高校1年)と西川有喜選手(金蘭会高校1年)を中心に得点し、25-16で先取します。続く第2セット、立ち上がりから連続得点を奪うと、中盤には高柳有里選手(大阪国際滝井高校1年)の7得点などで相手を寄せ付けず、25-9でセットを連取します。第3セット、中国の思い切りのいいサーブと高いブロックに苦しめられると、5-8とリードを許します。その後一時は同点に追い付いたものの、日本にミスが出て14-16で折り返します。日本は西川選手のスパイクで追い付いて逆転に成功しますが、中国を振り切れずデュースに。それでも最後は西川選手が決めて32-30。全試合ストレート勝ちでの6連覇達成となりました。
なおこの日行われた3位決定戦では、韓国がタイにセットカウント3-0(25-17、25-17、28-26)のストレートで勝利を収め、銅メダルを獲得しています。
また、試合終了後に行われた表彰式で、日本の水杉玲奈選手(金蘭会高校1年)がベストリベロ賞、西川有喜選手がベストアウトサイドスパイカー賞とMVPを受賞しました。
全日本ユース女子チームへのたくさんのご声援をありがとうございました。
◆第11回アジアユース女子選手権大会(U-18) 最終順位
1位: 日本
2位: 中国
3位: 韓国
4位: タイ
5位: チャイニーズタイペイ
6位: ホンコンチャイナ
7位: オーストラリア
8位: ニュージーランド
9位: イラン
10位: ウズベキスタン
11位: サモア
カザフスタン(棄権)
◆第11回アジアユース女子選手権大会(U-18) 個人賞(日本人選手のみ)
ベストアウトサイドスパイカー賞: 西川有喜選手
ベストリベロ賞: 水杉玲奈選手
MVP: 西川有喜選手
写真提供:AVC