オーストラリア、ミャンマーに連勝、順位決定予備戦(1-8位)E組を1位通過 第11回アジアユース男子選手権大会(U-19)
ミャンマーのネーピードーで開催されている「第11回アジアユース男子選手権大会(U-19)」は4月1日(土)、2日(日)に順位決定予備戦(1-8位)を行いました。1次リーグ戦C組を1位で通過した全日本ユース男子チームは順位決定予備戦(1-8位)でE組に入り、1日(土)にオーストラリア(1次リーグ戦A組2位)、2日(日)に地元・ミャンマー(同1位)と対戦し、いずれもセットカウント3-0のストレートで勝利しました。
1日(土)のオーストラリア戦では、1次リーグ戦の2試合で控えに回っていた上條レイモンド選手(習志野市立習志野高校3年)が第2、3セットにスタートから出場し、スパイク5得点、ブロック2得点、サーブ1得点をもたらしました。また、西田有志選手(海星高校3年)ら途中出場の選手が起用に応え、セットカウント3-0(25-15、25-13、25-10)でオーストラリアを下しました。
地元・ミャンマーとの対戦となった2戦目は、キャプテン・宮浦健人選手(早稲田大学1年)、佐伯聖海選手(東福岡高校3年)がチームを牽引すると、佐藤駿一郎選手(東北高校2年)も6つのブロックポイントを含む9得点で貢献。セットカウント3-0(25-15、25-9、25-16)でミャンマーに勝利し、開幕から1セットも落とさずに4試合ストレート勝ちとしました。
日本は順位決定予備戦(1-8位)E組を3勝0敗(※)の1位で終え、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)では順位決定予備戦(1-8位)F組4位となったチャイニーズタイペイと対戦します。チャイニーズタイペイとの1戦は、日本時間3日(月)12:30より行われる予定です。なお、この大会の最終順位上位4チームには「第15回世界ユース男子選手権大会(U-19)」の出場権が与えられます。日本はチャイニーズタイペイに勝利すれば同大会の出場権獲得となります。
チャイニーズタイペイ戦に向けて全日本ユース男子チームの本多洋監督は「チャイニーズタイペイは守備がうまく、特にレセプション(サーブレシーブ)がいい。チャイニーズタイペイに勝利するのは非常に難しく、勝敗も5分5分」と警戒しました。日本の攻撃陣がどのように相手ディフェンスを崩すのか、注目です。
※1次リーグ戦で当たったチームとは対戦せずに1次リーグ戦の対戦成績を持ち越すため、日本の場合はタイとの対戦成績(セットカウント3-0で勝利)を持ち越しています。
写真提供:AVC