国際大会

世界ランキング10位のオランダを破り、連勝を10に伸ばす 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2023」予選ラウンド第3週フィリピン大会2戦目。開幕から負けなしのバレーボール男子日本代表チームはFIVB世界ランキング10位(試合開始前時点)のオランダと7月7日(金)に対戦し、セットカウント3-1(25-19、26-24、23-25、25-17)で勝利。開幕からの連勝を10に伸ばしました。

第1セットは石川祐希選手や髙橋藍選手の活躍でリードを奪います。序盤のリードを保ちながら日本が試合を優位に進めていきますが、終盤にオランダがディフェンスで粘りをみせます。19-22と3点差まで詰め寄られますが、日本は慌てることなく最後は3枚ブロックで相手の攻撃を防ぎ、第1セットを制します。第2セットは中盤まで互角の戦いをみせますが、日本が髙橋藍選手のサーブや小野寺太志選手のブロックで流れを引き寄せると、西田有志選手のサービスエースも決まり、19-24と大きくリードします。しかし、終盤に高いブロックを武器に流れを変えたオランダが連続得点をあげて反撃をみせます。日本は髙橋藍選手がアクシデントでベンチに下がる場面もありましたが、替わって入った富田将馬選手が素晴らしいディフェンスをみせ、日本がセットを連取します。第3セットは富田選手が攻守で存在感をみせ、さらにリベロを小川智大選手に替えるなど、日本は選手層の厚さをみせます。点差が広がらない一進一退の展開で試合が進みますが、終盤にブレイクに成功したオランダがセットを奪い返します。第4セットでは髙橋藍選手がコートに戻ると、オランダのミスもあり日本のペースで試合が進みます。髙橋藍選手のレシーブを西田選手が直接叩き込むスーパープレイも飛び出した日本が終始試合の主導権を握ったまま、25-17で勝利。開幕からの連勝を10に伸ばしました。

男子日本代表チームの次戦は本日7月8日(土)にFIVB世界ランキング3位(試合開始前時点)のイタリアと対戦します。昨年の世界選手権王者へ挑む男子日本代表チームへ、引き続きテレビの前から熱いご声援をお送りください。

<次戦>
7月8日(土)20:00 日本×イタリア
BS-TBSで19:30から放送

写真提供:FIVB