順位決定予備戦でチャイニーズタイペイに勝利、4強入りへ前進 第2回アジアU-23男子選手権大会
「第2回アジアU-23男子選手権大会」が5月5日(金・祝)、アルダビール(イラン)で大会5日目を行いました。全日本U-23男子チームは順位決定予備戦(1-8位)F組1位通過を懸けてチャイニーズタイペイと対戦し、セットカウント3-0(25-23、25-18、25-16)のストレートで勝利しました。
第1セット、互いにスパイクやサーブにミスが出て粗い試合展開になると、終盤にはチャイニーズタイペイにクイックを決められ18-20とリードを許します。それでも大竹壱青選手(中央大学4年)のバックライトからの一打、セッター・大宅真樹選手(東亜大学4年)のブロックで食い下がると、最後は小野寺太志選手(東海大学4年)のクイックで25-23とし、第1セットを先取します。第2セット、大竹選手のスパイク、鈴木祐貴選手(東海大学2年)のバックセンターからのパイプ攻撃や山崎貴矢選手(早稲田大学4年)のクイックで16-14で折り返すと、終盤には相手の攻撃を切り返し、大竹選手や勝岡将斗選手(大阪産業大学3年)のスパイクで5連続得点、最後は小野寺選手のブロックとクイックで25-18と2セット連取に成功します。第3セット、鈴木選手がスパイク、サーブで活躍し8-2とリードを広げると、再び大宅選手のブロックが飛び出し16-10。終盤、金子聖輝選手(JTサンダーズ)と佐藤謙次選手(東海大学3年)を投入すると、金子選手がサーブで相手を崩したところを勝岡選手、鈴木選手がスパイクを決めます。最後は大竹選手のライトからのスパイクで25-16、第3セットを奪取しました。
また、この日行われた順位決定予備戦(1-8位)F組のもう1試合では、タイがカザフスタンにセットカウント3-1(25-22、25-17、17-25、25-22)で勝利しました。もう一方のE組では、イランがセットカウント3-0(25-18、25-15、25-18)で中国との直接対決を制し、大会連覇に向けてE組1位通過を決めています。
5月6日(土)は休息日となり、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)は7日(日)に行われます。日本は日本時間7日(日)17:00より、順位決定予備戦(1-8位)E組を4位で通過したマレーシアとセミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて対戦します。
◆クウォーターファイナルラウンド(1-8位)競技日程
17:00 日本(E組1位)×マレーシア(F組4位)
19:30 タイ(E組2位)×パキスタン(F組3位)
22:00 イラン(F組1位) ×カザフスタン(E組4位)
24:00 中国(F組2位)×チャイニーズタイペイ(E組3位)
※全て日本時間
写真提供:AVC