決勝戦でイランに敗戦、準優勝で大会を終える 第2回アジアU-23男子選手権大会
「第2回アジアU-23男子選手権大会」が5月9日(火)、アルダビール(イラン)で大会最終日を迎えました。全日本U-23男子チームは、開催国であるイランと決勝戦を戦い、セットカウント3-0(27-25、26-24、25-20)で敗れ、今大会を準優勝で終えました。
日本とイラン、今大会無敗チーム同士の対戦となった決勝戦。第1セットは中盤まで日本がリードしますが、選手を2名替えたイランに3連続得点を許し15-17と逆転されます。日本は大竹壱青選手(中央大学4年)のスパイクと樋口裕希選手(筑波大学3年)のブロックで17-17と追い付くと、両チーム譲らず24-24のデュースに。樋口選手のスパイクで25-24とセットポイントを握った日本ですが、イランにブロック、スパイクを決められ25-27で第1セットを落とします。第2セット、一進一退の攻防となったセット前半は8-7で日本がリード。大宅真樹選手(東亜大学4年)のイランのブロックを散らすトスから山崎貴矢選手(早稲田大学4年)がクイック、勝岡将斗(大阪産業大学3年)がスパイクを決めます。終盤、23-20と日本が一歩抜け出しますが、サーブミスなどで23-23と同点に追い付かれると、3連続失点を喫し25-27でイランが2セット連取します。後がない日本は第3セット、3連続失点と厳しいスタートから5-8、8-8と追い上げますが、イランのサーブやブロックに苦しめられ12-16と再び引き離されます。小野寺選手、大竹選手らの得点で挽回を図るも逆転には至らず、20-25で第3セットを落としました。
決勝戦に先立って行われた3位決定では、チャイニーズタイペイがタイをセットカウント3-1(19-25、25-21、25-23、25-22)で下し、前回大会(2015年)と同じ3位で大会を終えています。
◆第2回アジアU-23男子選手権大会 最終順位
1位: イラン
2位: 日本
3位: チャイニーズタイペイ
4位: タイ
5位: 中国
6位: パキスタン
7位: カザフスタン
8位: マレーシア
9位: ウズベキスタン
10位: スリランカ
11位: オーストラリア
◆第2回アジアU-23男子選手権大会 個人賞(日本人選手のみ)
ベストアウトサイドスパイカー賞: 勝岡将斗
ベストセッター賞: 大宅真樹
◆第3回世界U-23男子選手権大会 出場権獲得チーム
イラン
日本
写真提供:AVC