イランに勝利し順位決定予備戦を首位で通過 第2回アジアU-23女子選手権大会
「第2回アジアU-23女子選手権大会」が5月17日(水)、ナコンラチャシマ(タイ)にて大会5日目を行いました。全日本U-23女子チームはこの日、順位決定予備戦(1-8位)F組で1次リーグ戦D組1位のイランと対戦し、セットカウント3-0(25-13、25-14、25-12)で勝利。F組1位でクウォーターファイナルラウンド(1-8位)に進みました。
第1セット、山内美咲選手(NECレッドロケッツ)のスパイクやサービスエースなどで8-2と大きくリードを奪うと、長内美和子選手(日立リヴァーレ)、加藤光選手(久光製薬スプリングス)らのスパイクが次々と決まり、25-13でセットを先取します。第2セット、山内選手のアタックと伊藤望選手(東レアローズ)のサーブで8-2とリードすると、イランの追随を許さず22-9で終盤へ。その後、イランにサーブでの3得点を含む5連続得点を許しますが、間橋香織選手(日立リヴァーレ)のスパイクで25-14と第2セットも連取します。第3セット、杉郁香選手(東京女子体育大学4年)がクイックを決めるとそこから怒涛の14回連続サーブでイランを引き離します。終盤、工藤嶺選手(デンソーエアリービーズ)のスパイクなどで20-5とすると、最後は長内選手のスパイクで25-12。開幕からの無敗を守って順位決定予備戦を終えました。
この日行われた順位決定予備戦(1-8位)F組のもう一方の試合では、ベトナムがマレーシアにセットカウント3-0(25-15、27-25、25-15)で勝利しました。F組は1次リーグ戦B組の日本とベトナムが2勝する結果となりました。なお、各チームとも1次リーグ戦で同組だったチームとの再対戦はなく、1次リーグ戦での試合結果を持ち越しています。
全日本U-23女子チームは日本時間19日(金)13:30からクウォーターファイナルラウンド(1-8位)でホンコンチャイナと対戦します。優勝チームと準優勝チームのみが手にすることができる「第3回世界U-23女子選手権大会」の出場権を獲得するために、トーナメント方式となるクウォーターファイナルラウンド以降は1戦も落とせない試合が続きます。
◆順位決定予備戦(1-8位)最終順位
【E組】
1位: タイ(3勝)
2位: チャイニーズタイペイ(2勝1敗)
3位: カザフスタン(1勝2敗)
4位: ホンコンチャイナ(3敗)
【F組】
1位: 日本(3勝)
2位: ベトナム(2勝1敗)
3位: イラン(1勝2敗)
4位: マレーシア(3敗)
写真提供:AVC