ベスビオカップ2017 龍神NIPPONはイタリアに敗戦
ナポリ(イタリア)で開催されている「ベスビオカップ2017」が5月28日(日)、大会2日目を行いました。この日が初戦の全日本男子チーム・龍神NIPPONはイタリアと対戦し、セットカウント1-3(17-25、25-11、15-25、22-25)で敗れました。
初戦の相手・イタリアはエースのイバン・ザイツェフ選手やセッターで石川祐希選手(中央大学4年)がセリエA・ラティーナでともにプレーしたダニエレ・ソッティーレ選手らが不参加ながら、2016年リオデジャネイロオリンピック銀メダルメンバーを中心としたチームで本大会に挑んでいます。対する日本は5月16日(火)以降の国内合宿に参加した15名の選手に、「2017東アジア地区男子選手権大会」でMVPを獲得した大竹壱青選手(中央大学4年)を加えた16名が出場しています。
第1セット、序盤はこの試合が龍神NIPPONデビューマッチとなった李博選手(東レアローズ)のクイックなどでイタリアに食い下がりますが、中盤以降の勝負どころでポイントを取りきれず、17-25でセットを落とします。続く第2セットはディフェンスから得点を積み重ねると一挙11連続得点でイタリアを引き離し、25-11で取り返します。第3セット、第4セットは両チーム最多17得点の柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)、2015年のワールドカップ以来の国際試合出場となった浅野博亮選手(ジェイテクトSTINGS)、全日本デビューの山田脩造選手(豊田合成トレフェルサ)らが気を吐いたものの15-25、22-25と立て続けに落とし、イタリアを相手に2007年ワールドリーグ以来、8試合ぶりの白星とはなりませんでした。
ベスビオカップは地元・イタリア、アルゼンチン、龍神NIPPONの3チームによる親善試合で、3チームが1回総当たり戦を行います。イタリアとアルゼンチンは27日(土)に試合を行っており、セットカウント3-1(25-20、24-26、25-18、25-23)でイタリアが勝利しています。
龍神NIPPONは日本時間30日(月)3:00よりアルゼンチンと対戦します。
◆ベスビオカップ2017 ライブストリーミング
5月28日(日) 日本×イタリア
5月29日(月) 日本×アルゼンチン
Photo:Enzo Pinelli(courtesy Fipav Campania – Sottorete Campania)