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久光製薬スプリングス、カザフスタン代表を下し2大会ぶりの決勝戦へ 2017アジアクラブ女子選手権大会

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2017アジアクラブ女子選手権大会が5月30日(火)、オスケメン(カザフスタン)で大会5日目を行いました。この大会に日本代表として出場している久光製薬スプリングスはこの日、地元・カザフスタンのアルタイVCとセミファイナルラウンド(1-4位)で対戦。セットカウント3-2(18-25、25-17、25-21、22-25、16-14)のフルセットで勝利し、最後に出場した2015年大会以来2大会ぶりの決勝戦進出を果たしました。

アルタイVCとの対戦は、久光製薬スプリングスにとって今大会初のフルセットの試合となりました。久光製薬は第1セットを18-25で落としたものの、続く第2、3セットを25-17、25-21で連取し、勝利に王手をかけます。第4セットをカザフスタンに22-25で取られフルセットに持ち込まれますが、16-14でデュースを制して決勝戦に駒を進めました。この試合では、浮島杏加子選手が26得点、今村優香選手が21得点を奪う活躍でチームを牽引。また、平均身長が久光製薬より10センチ高いアルタイVCにブロックで11得点を許したものの、久光製薬はサーブで10得点をマークするなど、両チームの特長が現れた試合になりました。

◆酒井新悟監督

「完全アウェイの中で戦い抜く覚悟はできていた。接戦を勝ちきることができたのは、明日に向けての大きな力となる。日本を代表して明日の決勝戦で勝ち、世界クラブ選手権への切符を全員で勝ち取りたい」

◆浮島杏加子選手

「フルセットの中で久光製薬の粘り強さとチーム力、一人ひとりの根性で最後の最後まで気持ちを切らすことなく戦えたことが貴重な一勝につながった。決勝は集大成ということで、さらに強い結束力で頂点を獲りにいきたい」

この日行われたセミファイナルラウンド(1-4位)のもう1試合では、タイのシュプリームVCが中国の天津渤海(ボハイ)銀行を破り、決勝戦進出を決めました。久光製薬スプリングスは2015年大会と同じタイ代表のチームと決勝戦で顔を合わせることになりました。

決勝戦は日本時間31日(水)20:00開始です。勝利すれば「FIVB世界クラブ女子選手権2018」(開催時期、開催国未定)の出場権獲得となるこの試合。ぜひ、久光製薬スプリングスにたくさんのご声援をお願いします!

写真提供:AVC

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