国際大会

龍神NIPPON、スロベニアにフルセットで競り勝ち高崎大会2連勝 FIVBワールドリーグ2017

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男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」の予選ラウンド第2週高崎大会は、6月10日(土)に高崎アリーナ(群馬県)で大会2日目を迎えました。今大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONはスロベニアと対戦し、セットカウント3-2(25-22、17-25、25-18、22-25、17-15)でフルセット勝利。大会通算成績を3勝2敗としました。

昨日9日(金)のトルコ戦のメンバーから、石川祐希選手(中央大学4年)を山田脩造選手(豊田合成トレフェルサ)に代えて挑んだ日本。1セット目は相手のリードから柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)の連続サービスエースなどで詰めより、李博選手(東レアローズ)のポイントで19-19と追いつきます。流れに乗ってそのまま逆転に成功し、大竹壱青選手(中央大学4年)や山田選手のスパイクで、25-22と第1セットを先取します。2セット目はじわじわと点差を離され、深津英臣選手(パナソニックパンサーズ)と栗山雅史選手(サントリーサンバーズ)の2枚替えなどを試みるも、17-25で押し切られます。3セット目は18-16から山田選手のスパイクを皮切りに6連続得点でスロベニアを圧倒し、25-18で取り返します。4セット目は22-25で惜しくも奪われますが、最終セットは12-14と相手のマッチポイントから相手のミスで1点返し、サーブ順は柳田選手に。大声援を背にフルスイングのサーブを放ち、連続サービスエースで見事に逆転すると、最後は山田選手がスパイクを決めて17-15で劇的な勝利を飾りました。

◆中垣内祐一監督

「初対戦の相手だったが、地力があるのはわかっており、苦戦するのでは、と思って臨んだ。フェイントやブロックタッチしたボールの処理をきっちりと言っていたが、そういったボールを得点に結びつけられなかったことが尾を引いた。それでも、セットを取られても連続で失うことなく、正直(最後は)柳田(将洋選手)と山田(脩造選手)のプレーに助けられたと思う」

◆柳田将洋選手

「高さとパワーのある相手に対して、自分たちがどう戦うかが課題だった。サーブとブロック、レシーブがうまく噛み合ない時や、それ以外でもミスが出てしまう場面があったが、今日は(それを)断ち切れたことが大きな収穫だと思う」

◆出田敬選手

「途中出場して、何を求められているかを考えてプレーした。他にも控えのメンバーが入って流れを変えることができ、そういった意味では、きちんと仕事ができたと思う。フルセットで勝つことができたので、今発展しているチームにとって、今後プラスになっていくと思う」

◆山田脩造選手

「石川選手が本調子ではないので、そこに入る形になったが、チャンスが巡ってきたと思い、試合に臨んだ。試合に出て勝ち切れたということは、チームにとっても僕にとってもよかったと思う」

スロボダン・コバチスロベニア監督

「よい試合だったが、最後ジュースをものにできなかったのは残念。日本の8番の(柳田)選手のサーブはよかったと思う。我々はミスもあったが、よい場面も作り出せていた。結局はサーブだったと思う」

高崎アリーナでは日本とスロベニアの試合に先立ってトルコと韓国の試合が行われ、韓国がトルコにセットカウント3-2(25-23、25-20、20-25、17-25、15-12)で勝利しました。各チームの大会通算成績は、スロベニアが4勝1敗、トルコ、韓国、日本の3チームが3勝2敗となっています。

◆グループ2順位表

FIVBウェブサイト

◆高崎大会6月11日(日)の競技日程

15:30 スロベニア×トルコ

19:00 日本×韓国

※開場は14:30を予定

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龍神NIPPONは大会最終日の11日(日)に韓国と対戦します。チケットはローソンチケットで日本戦開始まで販売されます。また、会場の高崎アリーナでも開場時間の30分前、14:00より当日券の販売を行います。取り扱い券種に限りがございますが、大会最終日もたくさんのご来場をお待ちしております。

さらにBS-TBSでは、11日(日)の韓国戦が19:00より生中継されます。ぜひテレビの前からも龍神NIPPONへの熱いご声援をよろしくお願いいたします!

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