フルセットでオーストラリアに敗戦、予選ラウンド通算4勝3敗 FIVBワールドリーグ2017
男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」の予選ラウンド第3週中国大会は、6月16日(金)に昆山[クンシャン](中国)で大会1日目を行いました。今大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONはオーストラリアと対戦し、セットカウント2-3(27-29、25-18、26-24、21-25、9-15)のフルセットで敗戦。大会通算成績を4勝3敗としました。
第1セット、序盤はオーストラリアに5連続得点を許し5-8とリードされますが、中盤に大竹壱青選手(中央大学4年)のアタックや山内晶大選手(パナソニックパンサーズ)のサービスエースで4連続得点を挙げ19-18と逆転。しかし、一進一退の攻防からデュースにもつれ込むと、3連続失点を喫し27-29でセットを落とします。第2セットは7-6の場面で栗山雅史選手(サントリーサンバーズ)を投入すると、栗山選手の得点などで11-7とリード。さらに19-17から3連続得点でオーストラリアを引き離し、25-18でセットを取り返します。日本は柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)の得点などで第3セットを26-24で取り、勝利に王手をかけますが、迎えた第4セットは序盤から7-13とオーストラリアにリードを許すと、キャプテン・深津英臣選手(パナソニックパンサーズ)をコートに送り出すものの21-25で落とします。最終第5セットはスタートから3連続失点で主導権をオーストラリアに渡すと、柳田選手の得点で5-7と食い下がったものの直後に4連続失点。9-15でセットを落とし、フルセットの末にオーストラリアに敗れました。
◆中垣内祐一監督
「非常にミスが多い試合だった。相手はやるべきことができ、我々はやるべきことができずに負けた」
◆キャプテン・深津英臣選手
「相手に負けたというより、自分たちのバレーボールができなかった」
◆柳田将洋選手
「自分たちの簡単なミスで危ない場面を何度も招いてしまったのが敗因だと思う」
昆山では日本とオーストラリアの試合に続き中国とトルコの試合が行われ、中国がトルコにセットカウント3-0(43-41、26-24、25-21)で勝利しました。各チームの大会通算成績は、オーストラリアが5勝2敗、日本が4勝3敗、中国とトルコが3勝4敗となっています。
◆グループ2順位表
龍神NIPPONの次戦は日本時間6月17日(土)16:00より行われるトルコ戦です。先週行われた予選ラウンド第2週高崎大会で勝利した相手と再び顔を合わせます。BS-TBSでは明日17日(土)のトルコ戦を19:00より録画放送、18日(日)の中国戦を19:54より生中継します。引き続き、テレビの前からも龍神NIPPONへの応援をよろしくお願いいたします。
◆国際バレーボール連盟(FIVB) ライブストリーミング
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写真提供:FIVB