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全日本ジュニア男子、大会初戦はアジア王者・中国に敗れる 第19回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)

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「第19回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)」が6月23日(金)、チェコのブルノとチェスケー・ブジェヨヴィツェで大会初日を迎えました。全日本ジュニア男子チームはこの日、同じアジア勢で2016年の「第18回アジアジュニア男子選手権大会(U-20)」チャンピオンでもある中国と1次リーグ戦D組初戦を戦い、セットカウント1-3(21-25、23-25、25-22、16-25)で敗れ、黒星スタートとなりました。

第1セット、宮浦健人選手(早稲田大学1年)のスパイクで3-1と好調のスタートを切りますが、中国もクイックや左利きエースのスパイクなどで得点し、序盤は接戦に。13-13の場面でダイレクトでの返球を落とすミスが出ると、14-18とリードを奪われます。日本は新井雄大選手(東海大学1年)と仲本賢優選手(日本体育大学2年)のスパイクで得点しますが、21-25で第1セットを奪われます。続く第2セットは、15-10まで日本がリードして試合を進めますが、208cm・Lei Guo選手のBクイックやブロックで16-17と逆転を許します。日本は仲本選手のスパイクや金子聖輝選手(JTサンダーズ)のサービスエースなどで19-17と再度リードを奪いますが、終盤にサーブレシーブの乱れから失点し、23-25で中国に2セット連取を許します。第3セット、中盤までサイドアウトの応酬となり、16-15で2度目のテクニカルタイムアウトを迎えます。その後、中国のブロックに宮浦選手、新井選手がブロックに仕留められ17-20と逆転されると、日本はタイムアウトを要求。タイムアウト明けにキャプテン・高梨健太選手(日本体育大学3年)が投入されると、スパイクとブロックを立て続けに決めて21-20と逆転。そのまま25-22で第3セットを取り返します。第4セット、3セット目の流れのままいきたいところでしたが、サーブレシーブの乱れが多く7-16と中国の大幅リードで2度目のテクニカルタイムアウト。長いラリーから佐藤選手、小山貴稀選手(大阪産業大学2年)がクイックを決め、さらに宮浦選手、仲本選手がスパイクを決めるものの、最後は16-25で第4セットを落としました。

1次リーグ戦では4チームが1回総当り戦を行って順位を決定、2次リーグ戦(1-8位)に進む2チームと2次リーグ戦(9-16位)に回る2チームを決定します。この日行われた1次リーグ戦D組のもう1つの試合では、ブラジルがエジプトにセットカウント3-0(25-20、25-18、25-18)のストレートで勝利しました。

全日本ジュニア男子チームは日本時間24日(土)22:00より行われる1次リーグ戦D組2試合のエジプト戦で今大会初勝利を目指します。

写真提供:FIVB

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