国際大会

龍神NIPPON、オーストラリアにフルセット勝ちで決勝戦進出 FIVBワールドリーグ2017ファイナル4

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男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」のグループ2ファイナル4が、6月24日(土)にゴールドコースト(オーストラリア)で大会1日目を行いました。予選ラウンド4位でファイナル4進出を決めた全日本男子チーム・龍神NIPPONは、地元・オーストラリアと対戦しセットカウント3-2(23-25、25-18、25-23、22-25、18-16)のフルセットで勝利し、決勝戦進出を決めました。

第1セット、石川祐希選手(中央大学4年)のパイプ攻撃、李博選手(東レアローズ)のブロックなどで3連続得点し9-5とリードを奪いますが、15-13で迎えた中盤、ネイサン・ロバーツ選手の連続サービスエースなどで15-16と逆転を許します。終盤には競り合いからトラビス・パシエ選手のブロックなどで3連続失点。23-25でオーストラリアに逃げ切られます。第2セットは第1セットでブレーキとなったサーブが復調。柳田将洋選手(TVインガーソル・ビュール)のサーブ時に4連続得点、李選手のサーブ時に3連続得点を奪い10-4、さらに大竹壱青選手(中央大学4年)のスパイクで14-6とリードを広げます。その後オーストラリアに連続得点を許し17-14まで迫られますが、山内晶大選手(パナソニックパンサーズ)のブロック2得点とクイックで畳み掛け、25-18でセットを取り返します。続く第3セットは終始日本のリードで試合を運んで25-23と連取しますが、第4セットは序盤こそ一進一退の展開となったものの、要所でスパイクをブロックされ22-25で落とします。決勝戦進出が懸かった第5セット、一進一退の競り合いから7-8でコートチェンジすると、石川選手のブロックとスパイクで10-9と逆転。さらに柳田選手と山内選手の得点でマッチポイントを掴みます。デュースに持ち込まれながらも最後は栗山雅史選手(サントリーサンバーズ)と石川選手のスパイクが決まり18-16で決着。今大会3度目の対戦となったオーストラリアをフルセットで下しました。

◆中垣内祐一監督

「前回はフルセットで負けたが、今回はみんなで戦った。こういう試合を勝っていくとチームとしてもまとまりが出てくる」

◆石川祐希選手

「アウェイでフルセットで勝てたのはすごいよかった。自信につなげたい」

◆栗山雅史選手

「中国戦であと1点が取れずに悔しい思いをしていたから、今日は勝てた。いいときの自分を出せていた」

ゴールドコーストでは日本とオーストラリアの試合に先立ってスロベニアとオランダがセミファイナルを戦い、スロベニアがオランダにセットカウント3-0(25-15、32-30、25-20)で勝利しました。

明日25日(日)の決勝戦で、龍神NIPPONはスロベニアと対戦します。スロベニアとは予選ラウンド第2週高崎大会で対戦しており、今大会2度目の対戦です。日本時間15:10に開始する決勝戦は、国際バレーボール連盟によるライブストリーミングで視聴できます。初のワールドリーグファイナルを戦う龍神NIPPONに、日本からたくさんのご声援をよろしくお願いします。

◆国際バレーボール連盟(FIVB) ライブストリーミング

6月24日 スロベニア×オランダ

6月24日 日本×オーストラリア

6月25日 3位決定戦(オランダ×オーストラリア)

6月25日 決勝戦(スロベニア×日本)

※現地の動画配信状況により視聴できない場合があります

写真提供:FIVB

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大会概要

競技日程

試合結果

ファイナル4 龍神NIPPON出場選手13名