国際大会

スロベニアにストレートで勝利し、初のベスト4進出 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2023」男子ファイナルラウンド準々決勝、バレーボール男子日本代表チームはFIVB世界ランキング8位(試合開始前時点)のスロベニアと対戦し、セットカウント3-0(26-24、25-18、25-22)で勝利し、初のベスト4進出を決めました。

立ち上がりから日本が石川祐希選手のサーブで連続ブレイクを取り、9-6と序盤からリードを奪います。対するスロベニアはジャンプフローターサーブで日本の守備を崩し、ブロックで対抗してきます。日本がリードしたまま試合が展開していきますが、終盤に相手にブレイクを許してしまい、23-24と逆転されてしまいます。しかし、慌てることなく関田誠大選手のサーブや髙橋藍選手の活躍で第1セットを先取します。第2セットは日本が開始から好調を維持。髙橋藍選手のサーブなどでリードし、試合が進んでいきます。点差が縮まる場面もありますが、日本が終始安定した試合運びでセットを連取します。第3セットも勢いそのまま、序盤から9-6と日本のペースで試合が進んでいきます。しかし、後がないスロベニアが連続ブレイクで盛り返してきたところで日本は即座にタイムアウト。この試合好調の石川選手がスパイクを決めていきますが、スロベニアのリベロが好守備をみせて追いすがっていきます。僅差のまま試合が展開していきますが、サーブレシーブが安定している日本が相手に隙を与えず、最後は石川選手のパイプ攻撃が決まり25-22。セットカウント3-0とストレートでスロベニアを下し、初のベスト4進出を決めました。石川選手が27得点と存在感をみせ、日本の世界ランキングは6位から5位に浮上しました。

バレーボール男子日本代表チームは準決勝に駒を進め、7月22日(土)に世界ランキング1位(試合開始前時点)のポーランドと戦います。予選ラウンドで0-3とストレートで敗れた相手との再戦となりますので、初の決勝進出へ向けて正念場を迎える男子日本代表チームへ、引き続きテレビの前から熱いご声援をお送りください。

<次戦>

7月22日(土)24:00 日本×ポーランド

BS-TBSで放送

写真提供:FIVB