ポーランドに1-3で敗れ、3位決定戦へ 男子ネーションズリーグ
「バレーボールネーションズリーグ2023」男子ファイナルラウンド準決勝、バレーボール男子日本代表チームはFIVB世界ランキング1位(試合開始前時点)のポーランドと対戦し、セットカウント1-3(25-19、26-28、17-25、21-25)で敗れました。
スタートに宮浦健人選手を起用した日本は、その宮浦選手が好調で序盤から得点の取りあいとなります。髙橋藍選手のサービスエースや小野寺太志選手のブロックで15-9とリードを得ます。ポーランドは選手を入れ替えてきますが、日本が安定した展開でゲームを進めていきます。終盤にポーランドの高いブロックに苦しめられますが、25-19で日本が第1セットを先取します。第2セットは序盤からポーランドが地元ファンの応援を前に勢いが増していきます。5-9とされたところで日本はタイムアウトで流れを切ると、石川祐希選手のサーブなどで盛り返していきます。18-18の場面で日本は西山大翔選手をリリーフサーバーで起用し、サーブポイントを得ます。しかし、ポーランドの強烈なサーブにレシーブが乱されてしまい26-28でセットを奪い返されます。第2セットの勢いのままポーランドのペースで第3セットは進んでいきます。日本はタイムアウトや西山選手、永露元稀選手、髙橋健太郎選手をコートに送り込むなど反撃の機会をうかがうも点差を縮めることはできず、17-25でポーランドが王手をかけます。後がない日本は髙橋藍選手のサーブや石川選手のスパイクで応戦していくもブレイクポイントが取れません。2枚替えなどで変化を付けていきますが、サイドアウトが終始安定しているポーランドが付け入る隙を与えず、21-25で試合終了。
バレーボール男子日本代表チームは7月23日(日)3位決定戦でイタリアと対戦します。予選ラウンドでは敗北した相手との再戦となります。初のメダル獲得に向けてチーム一丸となって戦う男子日本代表チームへ、引き続きテレビの前から熱いご声援をお送りください。
<次戦>
7月23日(日)24:00 日本×イタリア
写真提供:FIVB