日本代表

男子日本代表Bチームがイタリア遠征より帰国

2023.07.26|日本代表

男子日本代表Bチームがイタリア遠征より帰国

男子日本代表Bチームは6月13日(火)から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区/以下NTC)で合宿を行い、6月29日(木)から7月21日(金)までイタリア遠征を行いました。

今回のNTC合宿、そしてイタリア遠征では、5月末から6月上旬に岩手県紫波町で行われた中国代表との親善試合で出た課題である「コンビネーションの精度を上げる」、「ブロックとディフェンスの構築」、高さのある相手に対しての「ハイボールの正しい判断・打ち方」を大きな柱として取り組みました。

6月29日(木)にイタリア入りしてからは、南部のプーリア州ターラントにおいて、イタリアB代表、オランダB代表、OQTで対戦するチュニジア代表との間で行われた、4か国対抗戦「Torneo Internazionale dei 2 Mari」に参加しました。

7月15日(土)からはイタリアB代表、トルコ代表との親善試合が予定されていましたが、急遽イタリアBとの3試合に変更となりました。イタリアチームはB代表とは言え、普段は世界一レベルの高いセリエAで揉まれている選手たちです。技術力・フィジカルはもちろんのこと、プレーのインテリジェンスにおいてもレベルが高く、相当の実力差を感じました。しかし、ミーティングと練習、そして何よりイタリアBチームとの対戦を重ねることで徐々にプレーのレベル上がり、自信を得たことで相手に対しての感覚が変わっていきました。

真保綱一郎監督コメント

「このような素晴らしい経験をA代表の14名だけでなく、その倍に当たる選手たちが分かち合えることは、男子バレーボール界にとって大きな財産になると確信しています。」

柳田将洋選手コメント

「いつも温かいご声援ありがとうございます。先日、6月29日(木)から行われていたイタリア遠征から帰国しました。滞在中にはホスト国のイタリアだけではなく、チュニジアやオランダといった各大陸の強豪国とも試合を重ねることができ、チームとして多くの経験を積むことができました。このチームはアジア競技大会を目指してチーム作りを進めておりますが、その中で現在活動する2チーム間での選手の出入りも多いため、その都度真保監督をはじめスタッフ、選手全員でコミュニケーションを欠かさず行うことで、我々が遂行するべきバレーボールを確認し練習、試合に取り組むことができています。特に今では石川祐希主将をはじめとするVNLで戦っていた日本代表チームが世界で戦う術を体現しており、そのスタイルというのは我々とて例外ではありません。そういったところも多く参考にしながら、我々も世界と戦う日本代表の一翼として一貫した形にまでチームを引き上げていきたいと思っています。引き続きご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします」

男子日本代表Bチームは、7月31日(月)より国内合宿を行った後、北マケドニア・モンテネグロ遠征を行います。「第22回アジア男子選手権大会」や「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」に向けて活動を続ける男子日本代表Bチームに引き続きご注目ください。

■Torneo Internazionale dei 2 Mari試合結果

7月4日(火):日本B 1-3 チュニジア

7月5日(水):日本B 1-3 イタリアB

7月6日(木):日本B 3-2 オランダB

■イタリアB親善試合結果

7月15日(土):日本B 0-1 イタリアB(合同練習+1セットマッチ)

7月17日(月):日本B 1-3 イタリアB

7月18日(火):日本B 3-2 イタリアB