VTVカップ2017 全日本ユニバ女子チームは白星スタート
女子バレーボールの国際大会「VTVカップ2017」が7月8日(土)よりハイズオン(ベトナム)にて開催されています。日本、中国、インドネシア、韓国、タイ、ベトナム(2チーム)のアジア7チームが出場する今大会に、日本からは全日本ユニバ女子チームが出場しています。
予選リーグ戦でインドネシア、タイ、ベトナムのジュニアチームと同じB組に入った全日本ユニバ女子チームは7月9日(日)、インドネシアと今大会初戦を戦い、セットカウント3-0(25-8、25-10、25-16)で勝利しました。
第1セット、横田真未選手(東海大学2年)のCクイック、井上愛里沙選手(筑波大学4年)のスパイクなどで得点を積み重ね8-3とリードを奪うと、的を絞ったサーブとブロック、山内美咲選手(NECレッドロケッツ)のパワフルなライト攻撃を中心としたコンビネーションで18-5と大きくリードします。終盤もセッター・柴田真果選手(JTマーヴェラス)のトスワークが冴えわたり、25-8と大差でセットを先取します。第2セット、今村優香選手(久光製薬スプリングス)の連続ブロックやリベロ・小島満菜美選手(NECレッドロケッツ)の好パスから井上選手がテンポの速いパイプ攻撃を決めて8-0と走ると、中盤はアタッカー陣が着実に得点を積み重ねて16-3。その後、日本のサーブミスでゲームの流れが傾きかけますが、途中出場したキャプテン・小田桃香選手(トヨタ車体クインシーズ)の安定した守備とリーダーシップ、山内選手と今村選手のスパイクでリズムを取り戻します。さらに、2枚替えで出場したセッター・塚田しおり選手(NECレッドロケッツ)とウィングスパイカー・村永奈央選手(トヨタ車体クインシーズ)の活躍が光り、25-10でセットを連取します。第3セット、杉郁香選手(東京女子体育大学4年)のブロックポイントなどで8-4とリードを奪うと、相手エースの連続得点と日本のミスで10-8と追い上げられたところで、日本がこの試合初めてのタイムアウトを要求。その後も相手の思い切りのよいサーブに揺さぶられ13-12と拮抗した試合展開となりますが、小島選手を中心としたディフェンスから山内選手、横田選手、井上選手の得点で16-12と抜け出すと、終盤には横田選手の好サーブから連続得点を奪い23-15。最後は今村選手の一打で25-16とし、初戦を白星で飾りました。
全日本ユニバ女子チームは日本時間7月10日(月)22:30よりベトナムのジュニアチームと予選リーグ戦B組2戦目を戦います。