東九州龍谷が4年ぶり7回目の優勝 平成29年度全国高等学校総合体育大会 女子バレーボール競技大会
「平成29年度全国高等学校総合体育大会 女子バレーボール競技大会」(インターハイ)の決勝戦が8月1日(火)、セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県宮城郡利府町)で行われ、大分県の東九州龍谷高校(以下、東九州龍谷)が山口県の誠英高校(以下、誠英)をセットカウント3-1(25-21、21-25、25-19、25-23)で破り、4年ぶり7回目の優勝を果たしました。
東九州龍谷はエースの中川美柚選手を軸に、平山詩嫣選手や合屋咲希選手、梅津憂理選手ら2年生がコートに立ち、伝統の高速コンビバレーを繰り出します。誠英は、キャプテンの林田愛佳選手を筆頭に身長の高い選手が並び、ヒックマン・ジャスティス選手や岡村南奈選手ら強打が魅力のアタッカー陣を擁して、決勝戦に臨みました。試合開始から、互いにサイドアウトの応酬が続き、一つのミスや連続失点が流れを左右する緊迫した試合が展開されます。第1セットは東九州龍谷が獲得しますが、第2セットは誠英が取り返します。第3セット終盤でこの試合最多となる5点のリードをつけた東九州龍谷がセットを獲得すると、続く第4セットでは東九州龍谷の平山選手がライト方向から強烈なスパイクを連発。誠英も吉田京香選手のスパイクで23点まで追いすがりますが、最後は東九州龍谷が勝ちきり、優勝を果たしました。
優勝を果たした東九州龍谷の相原昇監督は「厳しい戦いが続いたが、選手たちの『勝ちたい気持ち』があったからこそ乗り越えられたし、苦しい場面でもとにかく笑顔で戦いきることができた」と、選手の健闘を称えました。
◆女子バレーボール競技最終順位
1位: 東九州龍谷(大分)
2位: 誠英(山口)
3位: 福井工大福井(福井)
城南(徳島)
この後も、愛媛県で10月に開催される「第72回国民体育大会」や「天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会」など、高校生バレーボーラーが活躍する大会が行われます。引き続き、各カテゴリーの国内大会にご注目ください!