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全国高校総体女子が開幕 4年ぶりの有観客開催で会場に熱気

令和5年度全国高等学校総合体育大会女子バレーボール競技の開会式が、8月1日(火)にウインドヒルくしろスーパーアリーナ(北海道釧路市)で行われました。

今大会は4年ぶりの制限なしでの有観客開催。開会式では、入場行進も行われました。出場51チームを代表し、開催地・北海道代表旭川実業高校の井関芹花主将が「いつも支えてくれている家族、導いてくれた指導者、つらいときに背中を押してくれた仲間たち、全力で戦える他校の選手に感謝し、最高の舞台を戦いたいと思います」と誓いました。

そして、8月2日(水)にはウインドヒルくしろスーパーアリーナと釧路町総合体育館(釧路郡釧路町)で予選グループ戦と敗者復活戦が行われました。強豪校ぞろいの第10組は、全試合フルセットにもつれ込むし烈な戦いに。熊本信愛女学院高との熱戦を制し、文京学院大女高校のエース前田マリア選手は、「絶対に決めてやるという気持ちで臨みました。ベスト8まで進めるように頑張りたいです」と意気込みました。同組では、福井工大附属福井高校、大阪国際滝井・大阪国際高校が決勝トーナメントに駒を進めました。

また、地元の北海道からは2チームが登場。第1代表の旭川実業高校は、東京都市大塩尻高校にストレート負けを喫しましたが、敗者復活戦で県立岐阜商業高校に勝利しました。エース笠井季璃を第18回世界U19女子選手権大会で欠くなかで臨む大会。井関主将は「(敗者復活戦は)2セット目以降、自分たちのバレーをすることができました。優勝を目指して頑張ります」と語りました。第2代表の札幌山の手高校は予選グループ戦で明秀学園日立高をフルセットの末に下し、決勝トーナメント進出を決めました。

8月3日(木)、4日(金)には決勝トーナメント戦、8月5日(土)に準決勝と決勝が行われます。

(文責・写真提供:日本文化出版)

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