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下北沢成徳が2年ぶりに女王の座を奪還 全国高校総体女子

令和5年度全国高等学校総合体育大会女子バレーボール競技大会(インターハイ)決勝が8月5日(土)、ウインドヒルくしろスーパーアリーナ(北海道釧路市)で行われ、下北沢成徳高校(東京)が東京都市大塩尻高校(長野)をセットカウント3-0(25-18、25-14、25-19)で下し、2年ぶり5度目の頂点に輝きました。

決勝は下北沢成徳高校と、初優勝を狙う東京都市大塩尻高校との対戦となりました。両校は今春の全国私立高等学校男女バレーボール選手権大会でも対戦しており、ストレートで敗戦していた東京都市大塩尻高校は、リベンジを狙いました。

第1セット序盤は一進一退の展開でしたが、中盤に下北沢成徳高校のイェー モン ミャ選手のスパイク、そしてサーブで連続得点し、18-11と点差をつけます。ところが、東京都市大塩尻高校も連続スパイク得点で2点差まで追い上げます。しかし前衛に戻ってきたイェー モン選手のスパイクが連続で決まり、セットを先取しました。第2セットは下北沢成徳高校のペースで試合が進み、序盤についた点差が縮まることなくセットを連取しました。第3セットはお互いに連続得点を繰り返し、点差がついては離れる展開でしたが、20-17で下北沢成徳高校が先に20点に乗りました。東京都市大塩尻高校も奮闘しましたが、最後は柳千嘉選手やイェー モン選手の攻撃で5連続得点。下北沢成徳高校が頂点に立ちました。

下北沢成徳高校の内澤明未キャプテンは「インターハイで負けた去年の3年生の思いもあって、恩返しがしたかった。まだまだ成長できるので、これから上がっていきたいです」と力強く語りました。

(文責・写真提供:日本文化出版)

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