国際大会

女子は銀メダル獲得、男子は11位で大会を終える FISUワールドユニバーシティゲームズ

7月28日(金)に成都(中国)で開幕した「FISUワールドユニバーシティゲームズ(2021/成都)」は8月7日(月)にバレーボール競技の最終日を迎えました。バレーボール女子ユニバシアード日本代表チームは開催地中国に敗れるも、銀メダルを獲得しました。バレーボール男子ユニバシアード日本代表チームは11-12位決定戦において、チャイニーズタイペイに勝利し、11位で大会を終えました。

女子決勝戦は開催地・中国を応援する大声援の中、中川つかさ選手のサーブがダイレクトで返ってきたところを宮部愛芽世選手が決めて好スタートを切るも、序盤から日本の攻撃が中国の高いブロックに阻まれリードを奪われます。佐藤淑乃選手のスパイクや中島咲愛選手のサーブポイントで一時逆転に成功するも、最後は中国にクイックを決められ第1セットを落とします。続く第2セットは中島選手のスパイクや横田紗椰香選手のワンレグ攻撃などで粘りをみせるも、サーブのいい中国に崩され惜しくも落としてしまいます。後がない第3セットは、互いに好レシーブが連続し、長いラリーが展開されます。このラリーを制した中国が流れを掴むと思われましたが、宮部選手のスパイクなどで日本も粘りをみせ一進一退の攻防に。しかし、最後は中国にブレイクを許し22-25で第3セットも連取されました。セットカウント0-3(27-29、27-29、22-25)で敗れたものの銀メダルを獲得し、2019年大会の銅メダルに続き4大会連続のメダル獲得となりました。

女子試合結果

男子11-12位決定戦はチャイニーズタイペイとの一戦。序盤からセッター・山本龍選手のトスワークが冴えわたり、日本がリードします。その後も甲斐孝太郎選手を中心に日本優勢で試合が進みます。終盤に相手のエースが復調して3点差まで詰め取られますが、鬼木錬選手のクイックで流れを切り、第1セットを先取します。水町泰杜選手のサービスエース、守備ではリベロの髙木啓士郎選手の好レシーブもあり、日本が序盤からリードして大差でセットを連取。第3セットではチャイニーズタイペイが意地を見せます。一進一退の緊迫した展開となりますが、勝負所で藤原直也選手の好レシーブから水町選手がスパイクを決めて流れを掴みます。最後は甲斐選手のスパイクが決まり、日本が3-0(25-21、25-11、25-20)のストレートで勝利し大会を11位で終えました。

男子試合結果

バレーボール男女ユニバシアード日本代表チームにご声援をお送りくださりありがとうございました。今後の活躍が期待される選手たちに引き続きご注目ください。