明日男女決勝戦、愛知県勢から3チームが進出 平成29年度天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド
「平成29年度天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド」第2週。23日(土)は男女準決勝の4試合が行われ、24日(日)の決勝戦に進出するチームが出そろいました。今回は、愛知県勢から男女3チームが最終日へと勝ち上がっています。
男子では、昨年王者の東レアローズと、今季V・プレミアリーグでも首位を走るパナソニックパンサーズの熱戦がフルセットへともつれ込みました。ジュースの末、勝利をつかんだのはパナソニックパンサーズ。最後のスパイクを決めた清水邦広選手は、コートインタビューで「本当に勝ててよかった、そのひと言です。仲間に助けられて僕もスパイクが打てました。明日も今日のような展開になると思いますが、優勝目指して頑張ります」と喜びを語りました。
豊田合成トレフェルサとジェイテクトSTINGSの一戦は、セットカウント3-1で豊田合成トレフェルサが逃げ切り、3年連続で決勝戦へとコマを進めました。「厳しい状況の時に自分を信じることができた、それが勝因の一つです。目指すべきファイナルの舞台に立てるのはありがたいこと。明日も頑張ります」と、トミー・ティリカイネン監督は勝因を振り返るとともに、決勝戦での健闘を誓っていました。
女子では、これまでの勢いを保って攻撃の手を休めず、NECレッドロケッツを3-1で押し切ったトヨタ車体クインシーズが勝利を収めました。「トヨタ車体は成長段階にあり、まだ伸びしろのあるチームです。もっと可能性を広げ、自信を付けるためにも、明日は勝てるよう頑張ります」と、荒木絵里香選手は明日を見据えていました。
準々決勝で、それまで5連覇していた久光製薬スプリングスを破り、流れに乗っているデンソーエアリービーズは、東レアローズにストレートで勝利しました。明日は7年ぶりの決勝戦に挑みます。「一喜一憂することなく、目の前のやるべきことに集中して、また次に進みたいと思います。選手たちが持ち味を出せるように、サポートしていければと思います」(川北元監督)
いよいよ明日、今年度の日本一が決定します。どうぞご注目、ご声援ください。
◆準決勝試合結果
<男子>
パナソニックパンサーズ 3(25-17、18-25、25-17、25-27、19-17)2 東レアローズ
豊田合成トレフェルサ 3(25-23、22-25、25-23、25-23)1 ジェイテクトSTINGS
<女子>
トヨタ車体クインシーズ 3(25-19、22-25、25-18、25-15)1 NECレッドロケッツ
デンソーエアリービーズ 3(25-21、25-21、25-17)0 東レアローズ
◆開場・試合開始時間
■12月24日(日)
時間 | 対戦カード |
11:00 | 開場 |
12:00 | 男子決勝戦 パナソニックパンサーズ × 豊田合成トレフェルサ |
男子試合終了後に観客席入れ替え | |
17:00 | 女子決勝戦 トヨタ車体クインシーズ × デンソーエアリービーズ |