「3つのチャレンジ」を掲げ全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが会見
全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが4月17日(火)、味の素ナショナルトレーニングセンター(以下味の素トレセン、東京都北区)で記者会見を行いました。
「2020年を最終目標とした時に、この2018年度は非常に大事なシーズンになると考えている」
中田久美監督は5月15日(火)から始まるバレーボールネーションズリーグで、若手選手を積極的に起用しながら強化していく方針を紹介し、「自分自身にチャレンジすること、チーム内で切磋琢磨すること、そして世界に向けて挑戦することの3つのチャレンジを掲げ、チーム一丸となって精一杯、全力を尽くして戦う」と語りました。
キャプテン2年目となる岩坂名奈選手は「昨年、アジア選手権で表彰台に上がれてうれしかったが、今シーズンは昨年以上に結果が求められるシーズンだと認識している。今まで以上にしつこさを追求し、チームが苦しい場面で流れが変えられるプレーをやっていきたい」と意気込みを述べていました。
チームは今年、バレーボールネーションズリーグ(5~7月)、アジア競技大会(8月)、世界選手権(9~10月)といった国際大会に出場する予定です。日本での試合は、5月22日(火)~24日(木)にスカイホール豊田(愛知県豊田市)で行われるネーションズリーグの予選ラウンド第2週がお披露目となります。ぜひ会場にて、火の鳥NIPPONへの熱いご声援をよろしくお願いします。
選手コメント
◆石井優希選手
「今年は東京オリンピックに向けて、結果が大事な年になると思う。チームワークを大切に、結果と内容にこだわりたい。ネーションズリーグでは攻守ともに輝けるように努力する」
◆内瀬戸真実選手
「イタリアにいる時は、常に自分より高い相手と戦っていたので、(相手の高さに対して)怖さがなくなった。守備面だけでなく、攻撃面でも存在感を出して、チームの勝利に貢献したい」
◆佐藤美弥選手
「昨シーズンはたくさんの反省点や課題が見つかった。今シーズンは、克服してきた成果を結果で表せられるように、まずはネーションズリーグでチームにいいリズムを生み、チームの基盤となれるよう存在感を出して頑張りたい」
◆黒後愛選手
「ネーションズリーグは、シニアに選出されてからの初の国際大会となる。いろいろなことに挑戦し、自分らしさを忘れずたくさんのことを吸収したい」
◆戸江真奈選手
「メンバー入りを聞いて最初はとても驚いた。同じチームで一緒にプレーしている人が多くいるので、心強い。声が大きいところを生かしながら、2本目のつなぎのプレーや精度の高いバレーについていけるように頑張りたい」