国際大会
タイにフルセットで大逆転勝利 VNL女子タイ大会第3戦
バレーボールネーションズリーグ女子予選ラウンド第4週第3戦は7日、ナコンラチャシマ(タイ)で開かれ、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはタイに3-2で勝利し、通算成績を6勝6敗としました。
第1、第2セットをタイに先取され、後がなくなった日本は、第3セットから新鍋理沙選手に代わって内瀬戸真実選手、奥村麻依選手に代わってキャプテン・岩坂名奈選手を投入して対応しました。
第4セットは18-18まで常に追いかける展開ながら、田代佳奈美選手のサービスエースで逆転し、最後は黒後愛選手のスパイクでセットを連取。
第5セットは新鍋選手を再びコートに戻して勝負をかけます。お互い一歩も譲らず球をつなぐ展開のなか、新鍋選手の好レシーブから石井優希選手がスパイクを決めた長い29秒のラリーが、この日を象徴する見どころになりました。タイのミスにも助けられてジュースが重なり、石井選手が決勝点のスパイクを決めると22-20。両者の打ち合いで、総得点は日本111、タイ106。僅差をものにし、大逆転で勝利をもぎとりました。
この試合を含め2011年以来、タイとのフルセット全6試合中5試合負けなしの日本は、黒後選手が両チームトップの29得点をたたき出しました。
予選ラウンドは残り3試合。次戦はポーランドに場所を移します。引き続き火の鳥NIPPONへのご声援をお願いします。
<日本の次戦>
予選ラウンド第5週プール18
写真提供:FIVB