国際大会
アルゼンチンに競り勝ち決勝Rに望みつなぐ VNL男子大会
バレーボールネーションズリーグ(VNL)第4週第3戦は17日、ルートビヒスブルク(ドイツ)ほかで開かれ、龍神NIPPON・全日本男子バレーボールチームはアルゼンチンにセットカウント3-2(26-24、12-25、23-25、25-23、15-11)で勝ち、予選ラウンドの通算成績を6勝6敗としました。上位が僅差でひしめくなか9位とし、決勝ラウンド進出に望みをつなぎました。
得点源の西田有志選手が体調不良で欠場するなか、セッター関田誠大選手のトスワークに、攻撃陣が臨機応変に対応しました。第2セットをあっさり落とし、第3セットも競り負けて後がなくなった日本は、第4セットからキャプテン・柳田将洋選手をオボジットに起用し、この大胆な策も奏功しました。古賀太一郎選手、本間隆太選手ら両リベロの好レシーブ、浅野博亮選手の安定したプレーから、福澤達哉選手、大竹壱青選手、李博選手と柳田選手の4人が二桁得点をマークし、アルゼンチンに劇的な勝ち星を挙げました。
VNL予選ラウンドは残り1週3試合を残すのみになりました。江門(中国)へと場所を移し、6月22日~24日に中国、カナダ、セルビアと対戦します。決勝ラウンド進出がかかる最後の3試合にもご注目ください。
写真提供:FIVB