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愛媛での熱戦に決着 第53回全日本中学校バレーボール選手権大会最終日

第53回全日本中学校バレーボール選手権大会は8月23日(水)、松山市総合コミュニティセンター体育館(松山市)で男女決勝が行われ、熱戦の幕を閉じました。

今年度から公益財団法人日本中学校体育連盟の主催大会にクラブチームの参加が認められ、さっそく今年は男子・太宰府U14バレーボールクラブ(福岡)が勝ち上がり、中之口中学校(新潟)と決勝を争いました。第1セットは中之口が男子U16日本代表の#4岩田怜緯選手を中心に攻撃を展開すると、サウスポーエースの#3伊藤颯希選手も力強いアタックで得点を重ねて先取します。第2セットは太宰府U14クラブが持ち味であるディフェンス力に加えて、#1大久保龍之介選手を中心にサービスエースを奪うなど競り合いますが、最後は岩田選手のアタックを含む4連続得点をあげた中之口が初優勝を手にしました。

■男子

◆決勝試合結果

中之口中学校 2(25-22、25-22)0 太宰府U14バレーボールクラブ

◆最終順位

優勝: 中之口中学校

準優勝: 太宰府U14バレーボールクラブ

第3位: 安田学園中学校(東京)、城南中学校(広島)

女子決勝は前回大会女王の金蘭会中学校(大阪)と北沢中学校(東京)の対決になりました。開始早々から北沢が#1鈴木梨那選手を中心としたブロックで連続得点を奪いますが、金蘭会は#2中山沙也選手が立て直し逆転に成功します。拮抗した展開で進んだ第1セットは中盤で抜け出した北沢中が先取。しかし金蘭会は#4新井萌々選手がアタックにブロックに、と得点を重ねてセットカウントをタイに戻します。最終第3セットは両者一歩も譲らず試合が進み、20-19から金蘭会が3連続得点。最後は北沢の追撃を振り切り、金蘭会が4連覇を達成しました(1年の開催中止を除く)。

■女子

◆決勝試合結果

金蘭会中学校 2(21-25、25-22、25-21)1 北沢中学校

◆最終順位

優勝: 金蘭会中学校

準優勝: 北沢中学校

第3位: 駿台学園中学校(東京)、大阪国際中学校(大阪)

(文責・写真提供:日本文化出版)

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