2018女子世界選手権5位決定戦 日本はアメリカに敗れ6位
決勝ラウンドに突入した2018女子世界選手権。全日本女子バレーボールチーム・火の鳥NIPPONは10月19日(金)、横浜アリーナ(横浜市)でアメリカと5位決定戦を戦い、セットカウント1-3(23-25、16-25、25-23、23-25)で敗れました。この結果、6位で大会を終了しました。
古賀紗理那選手、新鍋理沙選手、石井優希選手らにつないでポイントを重ね、第3セットこそもぎ取りましたが、第1セットと第4セットは2点差で失って敗れ、今シーズンの戦いが終わりました。
「たくさんの応援をくださった方々のおかげで、今日まで一戦一戦戦うことができ、感謝している。この結果を受け止めて、東京2020オリンピックまでの時間をどう過ごすかが大事だと思う」とキャプテン・岩坂名奈選手。世界トップクラスの強豪と競り合う健闘を見せながらも、勝ちきれないセット、試合がいくつかあった今大会を振り返って、中田久美監督は「勝って終わりたかったけれど、選手たちのモチベーションの維持とよい試合展開ができなかったことは悔しいです。ただ、選手たちは頑張ってくれたと思います」と会見で語りました。アジア競技大会で4位に終わり「(そこから)持ち直して頑張って横浜に戻ってこられたことはよかったと思っています」。今季のチームの完成度を「(昨年の)グラチャン終了時には40%、今回メダルが取れれば70%となるところでしたがその目標は達成できなかったので、58%かな。ただ、昨シーズンよりは上乗せできたと思います」と評価し、その手応えをつかみました。
全日本は、今シーズンの活動もすべて終了となります。最後までたくさんのご声援をくださいまして、ありがとうございました。
9月29日に幕を開けた女子世界選手権も、いよいよ最終日を残すのみ。20日(土)は17:20からオランダと中国が3位決定戦を、19:40からセルビアとイタリアが決勝戦を戦います。世界一を懸けた熱戦に、ぜひ盛大なご声援をよろしくお願いします。
写真提供:FIVB