国内大会

男子は早稲田大が連覇、女子は筑波大が優勝 全日本インカレ

2018.12.03|国内大会

男子は早稲田大が連覇、女子は筑波大が優勝 全日本インカレ

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第71回秩父宮賜杯大学男子選手権大会 第65回秩父宮妃賜杯大学女子選手権大会 ミキプルーンスーパーカレッジバレー(全日本インカレ)は12月2日(日)、大田区総合体育館(東京都大田区)で最終日が行われ、男子は早稲田大が2年連続6回目、女子は筑波大が9年ぶり7回目の優勝を飾りました。

女子決勝戦は筑波大と青山学院大による、昨年と同カードの対戦でした。筑波大が2セットを先取しましたが、青山学院大は3セット目を取り返すと、4セット目も終盤に3点差をひっくり返すなど、逆転劇を予感させる展開となりました。しかし、2年連続準優勝の筑波大はキャプテン・丸尾遥香選手を軸とした攻撃や高さを生かしたブロックでラリーを制し、ライバルを振り切って勝利にたどり着きました。

ようやくつかんだ日本一に「3年間お待たせしました」と、笑顔の中西康己監督。「最後までチームを引っ張ってくれた」と監督に称えられた丸尾選手は「この1年、このためだけに頑張ってきたので、ほんとうによかったです」と喜びを弾けさせていました。

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男子はチーム初の連覇を狙う早稲田大に、中国学連から初のセンターコートに進出した福山平成大が挑む決勝となりました。それぞれが相手の持ち味に対策を練った好ゲームが続き、ほとんど差のない状態ながら早稲田大学がぎりぎりで第1、第2セットをものにしました。福山平成大学も西本圭吾選手のブロックなどで第3セットを奪い取りましたが、第4セットの終盤、相手に生じた一瞬の隙を逃さなかったのは早稲田大学です。チャンスボールを確実に決めると、ブロックやサーブで一気に畳みかけて、再び頂点へと駆け上がりました。

喜びを語った早稲田大の松井泰二監督は「お互いにミスの少ない、決勝にふさわしい試合ができました」と充実感を表していました。キャプテン・藤中優斗選手は「プレッシャーの中、簡単に勝てる試合は一つもなくて、今日も完璧ではありませんでしたが、一人一人の思いがつながりました」と安堵の表情を見せていました。

多くの大学生たちにとっては、学生最後の濃密な舞台が終わりました。しかし12月14日(金)から始まる天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドには、今大会に出場した大学チームもいくつか登場します。ぜひ、会場で多数のご声援をよろしくお願いします。

■男子最終結果
優勝  早稲田大学
準優勝 福山平成大学

■女子最終結果
優勝  筑波大学
準優勝 青山学院大学
3位   松蔭大学
4位   日本体育大学

関連リンク


男子トーナメント結果
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女子トーナメント結果
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男子最終結果・個人賞
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女子最終結果・個人賞
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男子大会概要


女子大会概要