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2試合連続ストレート勝利で予選ラウンド1位通過 2024女子U20アジア選手権大会

2試合連続ストレート勝利で予選ラウンド1位通過 2024女子U20アジア選手権大会

「2024女子U20アジア選手権大会」が7月1日(月)に江門(中国)で開幕しました。

予選ラウンドB組の女子U20日本代表は、1日(月)に行われたインドと予選を、セットカウント3-0(25-14、25-11、25-11)のストレートで勝利。2日(火)に行われたホンコンチャイナ戦をセットカウント3-0(25-14、25-15、25-13)のストレート勝利し、予選ラウンドB組を1位で通過しました。

 

インドとの初戦は第1セット序盤から花岡千聡選手の効果的なサーブで4-0とリードした日本。インドも果敢なアタックで対抗し5-5としますが、日本はサーブが機能し、伊藤一葉選手のサービスエース等で一気に突き離すと、秋本美空選手を筆頭にアタック陣が要所で決め、25-14で第1セットを先取します。

続く第2セットは一部メンバーを入れ替えてスタート。第1セットに続き秋本選手や西村美波選手らのサーブが走り17-7とリードを広げます。インドもツーアタックやジャンプサーブで日本のリズムを崩しにかかりますが、サーブレシーブが安定する日本は付け入る隙を与えず、終盤も上村杏菜選手のアタックなどリードを保ち、25-11でこのセットも連取します。

第3セットは秋本選手と上村選手の強烈なスパイクで10-4とし、試合を優位に進めていきます。日本の流れをどうにか断ち切りたいインドですが、日本は攻撃の手を緩めず、井上未唯奈選手のクイック等を絡めた多彩な攻撃で終盤を制し、25-11で初戦をストレートで勝利しました。

翌日行われたホンコンチャイナ戦は、第1セット序盤から伊藤一葉選手のクイックが連続で決まり、幸先いいスタート切ります。中盤にかけてホンコンチャイナの粘りあるレシーブに苦しめられますが、上村杏菜選手の力強いスパイクで対抗し、14-7とリードを広げます。その後も日本の流れで試合が進行し、終盤は秋本美空選手のスパイクでさらに点差を広げ、25-14で第1セットを先取します。

第2セットは笠井季璃選手のジャンプサーブで日本が主導権を握ります。ホンコンチャイナに18-15まで詰め寄られる場面もありましたが、上村選手のジャンプサーブでホンコンチャイナのサーブレシーブを崩すと、セッター・熊谷仁依奈選手からのコンビネーションで秋本選手や伊藤選手が決め、25-15でセットを連取します。

第3セットは序盤から日本のブロック陣がホンコンチャイナにプレッシャーをかけ、さらにリベロ・西川凜選手の好レシーブで流れを掴み、6-0と試合を優位に進めていきます。中盤、笠井選手のスパイク等で日本が21-9と点差を大きく広げたところで香港は2回のタイムアウトを使い果たしました。その後も日本の猛攻は止まらず、25-13で第3セットを終え、2試合連続ストレートで白星を飾りました。

 

試合結果

 

この大会の最終順位上位4チームには、2025年に開催される「女子U21世界選手権大会」の出場権が与えられます。女子U21世界選手権大会への出場権をかけて戦う選手たちに引き続きご声援をよろしくお願いします。

 

写真提供:AVC

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