アクティオワイルドカードで出場の衣笠/菊地組がベスト8マイナビジャパンツアー第5戦 都城大会 第23回ビーチバレー霧島酒造オープン2日目
マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022(以下マイナビジャパンツアー)の第5戦 都城大会 第23回ビーチバレー霧島酒造オープンの2日目が9月24(土)に霧島ファクトリーガーデン(宮崎県都城市)で行われ、昨日同様に晴れ渡った空の下で、予選プール戦8試合と準々決勝8試合が行われた。
女子のアクティオワイルドカードでマイナビジャパンツアー初出場を果たした衣笠乃愛/菊地真結(ともに明海大学)組は、プール戦2戦目で本村嘉菜(アイビークリーン)/酒井春海(甲斐組)と対戦。衣笠のサービスエース、菊地の効果的なショットなどで6連続ポイントを奪うなど、衣笠/菊地組が第1セットを先取。第2セットは落としたものの、フルセットを制して見事ツアー初勝利を飾りベスト8に進出。続く準々決勝の相手は柴/西堀組。試合後に衣笠が「とてもうまくて、何もできなかった」と語ったように、ストレートで敗れたが、低いトスを使った攻撃が通用するなど収穫もあった。菊地は「武器をもっと練習をして生かせるようにしていきたい」と話し、トップツアーでの経験を今後の糧にする意気込みを見せた。
国内最高峰ツアーでの経験を積んだ衣笠/菊地組
そのほか、女子では、今大会で初めてチームを組んだ幅口絵里香(オーイング)/中川知香(フリー)が、伊藤桜/野口彩陽(ともに産業能率大)を下して勝ち上がった。第3セットで幅口が脚をけいれんする満身創痍でのベスト4進出だったが、試合後に幅口は「自分が我慢してミスを出さない展開に持っていけば、中川が大事なところで得点すると思っていた。中川の才能開花待ちでした」と明るく話した。また、マイナビジャパンツアーに今季から参戦し3戦目となった中川も「(幅口が)要所で攻撃に合わせたトスをくれて、思いきりプレーすることができた」と笑顔で語り、自身初のベスト4を喜んだ。
幅口/中川組は初めてチームを組んだ大会でベスト4入り
男子アクティオワイルドカードの上田翔貴/高橋太(ともに駒澤大学)組は、平良伸晃(ゲストハウスLapsi)/渡辺周馬(東京ヴェルディ)組とのプール戦2戦目に臨んだ。結果はストレートで敗れたが、最大5点差がついた第1セットで19-19の同点に追いつくなど見せ場をつくった。高橋は「初めてのマイナビジャパンツアーで通用する部分も感じることができたので、ここからまた頑張っていきたい」と今大会での収穫を語った。
見せ場を作り会場を沸かせた上田/高橋組
そのほか、男子準々決勝で二宮大和(ハルテンジャパンリミテッド)/石川瀬那(国際基督教大)組相手に、フルセットの勝利でベスト4を決めたのは白鳥/永井組。永井は「気温が高くハードな状況で、一歩でも引いてしまうと崩れてしまいそうだったので、できるかぎりの力を注いだ。白鳥さんの声がけに助けられている」と試合後に話した。また白鳥は「今年チームを組んで、(永井が)試合ごとに成長していく姿をとなりで見られることが楽しい」と新チームで感じている楽しみを明かした。
試合ごとに永井の成長を感じながらプレーする白鳥
本日の試合結果により、明日25(日)の準決勝の組み合わせは、男子は石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組 対 白鳥勝浩(カブト)/永井雄太(松戸レガロ)組、平良伸晃(ゲストハウスLapsi)/渡辺周馬(東京ヴェルディ)組 対 庄司憲右(ハウスコム)/池田隼平(カブト)、女子は橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組 対 幅口絵里香(オーイング)/中川知香(フリー)、松本恋/松本穏(ともにフリー)組 対 柴麻美(帝国データバンク)/西堀健実(トヨタ自動車)組となった。明日の大会最終日は、男女準決勝、3位決定戦、決勝が行われる。
[チケット]
チケットイープラスで発売中
https://eplus.jp/sf/detail/0188090001-P0030124
全席自由席 1,000円
[ライブ配信]
【YouTube】https://www.youtube.com/c/ChannelJVA(Channel JVA)
【Twitter】https://twitter.com/jva_beachvolley(JVA Beach Volleyball公式)
[放送]
MRT宮崎放送にて9月25日13時30~生放送予定