ビーチバレーボール

期待の若手・松本姉妹が都城大会に「アクティオ・ワイルドカード」で出場。

期待の若手・松本姉妹が都城大会に「アクティオ・ワイルドカード」で出場。

「マイナビ ジャパンビーチバレーボールツアー2021 第5戦 都城大会 第22回ビーチバレー霧島酒造オープン」が9月18日(土)~20日(月祝)、宮崎県都城市で開催される。

この大会では、若手選手の育成をバックアップするために生まれた「アクティオ・ワイルドカード」が導入され、女子1組が参戦する。「アクティオ・ワイルドカード」を獲得したのは、松本恋(Mt.dogs)/松本穏(Mt.dogs)組だ。

名古屋大会で活躍を見せた松本姉妹

松本恋/松本穏組は、愛知県犬山市で活動する姉妹チーム。ともに愛知県の強豪校・誠信高卒業後、ビーチバレーボールをはじめた。今年で4年目。日本ビーチバレーボール連盟主催の公認大会の出場を積み重ね、一歩ずつ階段をのぼってきた。今年4月には「東京2020日本代表チーム決定戦」に出場した西堀健実(トヨタ自動車)/溝江明香(トヨタ自動車)組に公認大会で勝利。一躍注目を浴びた期待の精鋭である。
そして、第4戦名古屋大会では、地元期待のチームとしてワイルドカードで出場。1回戦で石坪聖野(アットホーム)/柴麻美(帝国データバンク)組と対戦した。ワールドツアーを転戦している格上のチームに対し、2-1で大金星をあげた。

守備に定評のある松本穏

「愛知県で開催されたことでスタッフさんに知っている顔がたくさんいたので、リラックスして試合に挑めたのは大きかったです。出場できたことに本当に感謝していますし、公認大会とは違った大きな舞台で勝利したことは本当にうれしい」と姉の恋は喜びを表現した。

最終日の3位決定戦では、優勝した長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(大樹グループ)組と対戦し、0-2で敗退した。前日とは逆に2人ともに「相手が上手いのもあるけれど、自分たちの力を出せなかったのが悔しい……。いつもどおりのバレーができていれば、勝てたと思う。都城大会では絶対に勝ちたい」とリベンジを誓っていた。

力強いスパイクが武器の松本恋

都城大会は男女各12チームが出場。3チームずつ4つのプールに分かれて1回戦総当りリーグ戦を行う。各プール上位2チーム、計8チームが準々決勝に進出するレギュレーションとなる。

今後の活躍に期待がふくらむ松本恋/松本穏組。「アクティオ・ワイルドカード」出場のチャンスを活かすことができるか、注目したい。


都城大会でも元気なプレーが見られるか