ビーチバレーボール

「マイナビワールドチャレンジ賞」の「年間」受賞チームが決定!

「マイナビワールドチャレンジ賞」の「年間」受賞チームが決定!

2019年から株式会社マイナビがツアー冠スポンサーとして特別協賛する「マイナビ ジャパンビーチバレーボールツアー2021」。本ツアーでは、ビーチバレーに取り組む選手たちの練習環境などを少しでも改善し、国際大会で活躍する選手を多く輩出するために、「マイナビワールドチャレンジ賞」という特別賞100万円が男女上位2ペアに授与される。

世界で活躍できる選手の輩出、国内ツアーのレベルアップと競技の活性化を目的としてファイナル大阪大会では、「年間」表彰が行われた。

男子の「年間」受賞チーム
男子優勝は、6大会中4大会優勝(第1戦、第2戦、第4戦、第6戦)を収めた石島雄介(トヨタ自動車株式会社)/白鳥勝浩(トヨタ自動車株式会社)ペア。7934ポイントを獲得し、2位以下を大きく引き離し、「年間」の王者に輝いた。石島/白鳥ペアの受賞は、2019年から数えて4回目となった。
し烈な2位争いを制したのは、長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)/土屋宝士(恵比寿丸)ペア。今大会3位に終われば、3位へ降格する可能性があったが、今大会で優勝2000ポイントを獲得し、初の「マイナビワールドチャレンジ賞」受賞となった。11月には国際大会に出場する2チームはそれぞれ世界を視野に入れ、抱負を述べた。

通算4勝をあげた石島/白鳥ペア
石島雄介
「有終の美は飾れなかったけれど、東京五輪に出場できたのはこうやってプレーに集中できる環境を作っていただいたからだと思っています。これからも挑戦し続ける気持ちを忘れずに邁進していきたいです」

白鳥勝浩
「このような賞を設定していただき、自分が獲得できたことをうれしく思います。11月のアジア選手権で結果を出すために、この賞金を先行投資して結果が出せるようにがんばりたいと思います」

優勝ポイントを獲得し2位に入った長谷川/土屋ペア
長谷川徳海
「東京五輪が終わって、他の競技でもスポンサーが離れている話を聞きますが、僕もその1人なのでこの賞はとてもうれしく思います。賞金は遠征費に使って、アジア選手権に向かっていい時間を過ごしていきたいです」

土屋宝士
「マイナビさん、本当にありがとうございました。パートナーと組んだおかげで今季は3回決勝戦に進出し、ファイナルでは優勝することができました。いつも支えてくれる家族、コーチ、フィジカルコーチ、隣にいるパートナーに感謝したいです」

混戦状態だった女子の優勝は第2戦、第6戦、ファイナルで優勝し今季3勝をあげた長谷川暁子(NTTコムウェア株式会社)/坂口由里香(大樹グループ)ペアが7066ポイントを獲得し頂点に立った。
2位には橋本涼加(トヨタ自動車株式会社)/村上礼華(ダイキアクシス)ペアが入った。第4戦で優勝、第6戦とファイナルで準優勝に輝き、5334ポイントを獲得した。
受賞した選手たちは、マイナビワールドチャレンジ賞の重みや今後の抱負についてそれぞれ述べた。


「前半期」に続いて受賞した長谷川/坂口ペア
長谷川暁子
「『マイナビワールドチャレンジ』ということなので、ワールドツアーに挑戦するためにこの賞金を使いたい。日本のビーチバレーを世界に発信していくためには日本チームが強くなることが大事。一丸となって日本のビーチバレーとマイナビさんをアピールできるように頑張ります」

坂口由里香
「賞をいただきましてありがとうございます。来月始めにブラジルへ出発しワールドツアーに行く予定でそれに向けて準備しています。そのワールドツアーで結果を出して、この先のワールドツアーも結果を残せるように頑張ります」


今大会準優勝し2位をキープした橋本/村上ペア
橋本涼加
「今シーズンは自分自身が成長できたシーズンでした。私たち2人のポイントが足りずワールドツアーにはなかなか参戦できないですが、出た大会では結果を残していけるようにいい準備をしていきたいと思います。頑張ります」

村上礼華
「前期に引き続き、この賞をいただき、ありがとうございます。ファイナルは修正できた課題もあり、新たな課題もでき、いい大会になりました。今後ワールドツアーもどんどん開催されると思うので、出場できる大会は出場したいと思います」

[マイナビポイント]
〇ファイナル大阪大会
1位 2000pt/2位 1334pt/3位 1000pt/5位 666pt

〇第1戦立川立飛大会・第2戦平塚大会・第4戦名古屋大会・第5戦都城大会・第6戦松山大会
1位1600pt/2位 1066pt/3位 800pt/5位 534pt/9位 320pt