ビーチバレーボール

第2フェーズへ進出決定。「AVCオリンピックアジア大陸予選 第1フェーズ」。

第2フェーズへ進出決定。「AVCオリンピックアジア大陸予選 第1フェーズ」。

「AVCビーチバレーボールコンチネンタルカップ オリンピックアジア大陸予選 第1フェーズ(東アジア地区)」最終日が2019年8月28日(水)、中国・中衛市で行われた。日本は男女ともに2回戦でチャイニーズ・タイペイに勝利し決勝へ進出。最終日は勝てば第2フェーズ免除、第3フェーズへ進出できる権利をかけた決勝戦が行われた。男女ともに決勝の相手は、中国となった。

女子は、石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)/溝江明香(トヨタ自動車)組がWang/X. Y. Xia組、西堀健実(トヨタ自動車)/草野歩(パソナ)組がWang X. X./Xue組と対戦。西堀/草野組が1セットを奪う健闘を見せたが、勝利には結びつかず日本は2敗を喫し、準優勝に終わった。

男子は、長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)/高橋巧(ANAセールス)組がP. Gao/Y. Li組、石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組がWu Jiaxin/HA Likejiang組と対戦。両チームともに0-2で2敗し、4年前の第1フェーズでは同じ中国と対戦し優勝したが、今回は第2フェーズへまわることになった(第2フェーズの開催時期、開催国は未定)。

日本バレーボール協会のビーチバレーボール強化の責任者であり、監督をつとめる小田勝美氏と川合庶氏のコメントは下記の通り。


第1フェーズ表彰式

川合庶女子監督コメント
「女子は各ペアでオリンピック出場を目指してきたが、このコンチネンタルカップでは新たなトライを試みた。中国を倒すことを目標にやってきたが、結果的に新ペアで挑む時間が足りなかった。挑戦できたことはよかったと思う。また中国を相手に第2チームの西堀/草野組が1セットを獲得するなど収穫もあった。次なる第2フェーズは、代表候補の調子のいいチームを見極めて選出し、確実に勝利できるチームを作って挑みたい」

小田勝美男子監督コメント
「コンチネンタルカップはJOC、JVA含めすべての人が注目する大会。負けられない覚悟で強化を図ってきた。初戦のチャイニーズタイペイは急成長を遂げている国。危機感をもって挑んだが、先日のアジアツアーの雪辱を晴らし2チームともに勝利してくれた。第2フェーズ進出は決まったものの、我々の目標は優勝であった。決勝の中国との試合は高さとパワーに屈した感がある。第2フェーズに関しては出場する選手はまだ未定であり、他の代表候補選手たちにもチャンスはある。なんとしてもアジア枠の出場権をとるために精進していきたい。またアジア諸国も力をつけてきている。ジュニアの発掘育成強化も早急に進めていかなければいけない」


結果詳細