「競技者の環境整備と観戦の快適性を目指す」。2020年ビーチバレーボール事業方針。
日本バレーボール協会は2020年1月1日(祝)、の嶋岡健治会長の新年の挨拶と2020年のビーチバレーボール事業の方針を発表した。
そのキーワードは『環境整備と、注目度の向上』だ。2019年度に実施した「マイナビ ジャパンビーチバレーボールツアー」の運営経費の見直しを継続しつつ、一部有料化やビーチバレーボールの魅力を伝えるような新規施策なども検討。観戦の快適性のみならず、競技者がプレーするにあたっての環境の整備を行うこと、2020年というスポーツに関する機運が高まる時期に注目していただけるよう事業を推し進めていく方針を掲げた。以下、嶋岡会長のコメント。
「明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年もみなさまにとってすばらしい年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。いよいよ夏に東京2020オリンピックを控える、記念すべき年となりました。ビーチバレーボールでは、5月に東京と大阪で『東京2020ビーチバレーボール日本代表チーム決定戦』を行うこととなりました。ここで東京オリンピック出場チームを決めてまいります。女子は開業まもない高輪ゲートウェイ駅前、男子はジャパンツアーファイナルでもお馴染みのグランフロント大阪で開催国枠代表を目指したし烈な戦いが繰り広げられます。選手にとっては大きな勝負となるこの決定戦、ぜひ会場で多くの方のご声援をいただければうれしく思います。
またジャパンビーチバレーボールツアーも、引き続き全国各地で熱戦を展開してまいります。オリンピックを控えて機運が高まるなか、新規開催を含み各地で多くの方にご覧いただけるよう開催してまいりますので、会場にお越しいただきまして、トップレベルの迫力やイベント全体の盛り上がりをお楽しみいただければ幸いです。引き続き、ビーチバレーボールを応援してくださるファンの皆さまのお力添えを賜れれば幸いです」
2020年の「ジャパンビーチバレーボールツアー」は、各地で定着してきたグランフロント大阪、平塚、沖縄や初開催となる北海道をはじめ8大会程度を開催予定。
「東京2020ビーチバレーボール日本代表チーム決定戦」は東京・大阪同時開催で2019年5月23日(土)・24日(日)に開催される。