フードフェスも充実の城山公園で観戦。マイナビジャパンツアー第5戦松山大会展望。
ついに「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019」も折り返し地点。この第5戦松山大会から後半戦を迎える。国の重要文化財である松山城 城山公園に砂を運び、初開催となった昨年大会。試合コートの隣で同時に開催されたフードフェスティバルも好評(今年も開催)を呼び、大会期間中は2,000人が訪れるなど賑わいを見せた(昨年大会記事)。
「ビーチとお城」というジャパンツアーの新しい開催モデルとして話題を呼び、今年は第7戦の名古屋大会において名古屋城・名城公園 tonarinoでも開催されることになった。
2年目の開催となる今大会。競技形式は、8月24日(土)に12チームが3チームずつ4つのグループに分かれて1回戦総当たりのプール戦。各プール上位1チーム、計4チームが準決勝に進出。勝利したチームが決勝戦へ進む。
初優勝なるか、西村/柴田組
1年後に迫った東京オリンピックの予選となるコンチネンタルカップやワールドツアー転戦にするため、欠場するトップチームも少なくないが、どのチームがチャンスを生かして優勝を飾るのか見どころとなる。
男子は、前半戦のマイナビワールドチャレンジ賞2位を獲得した第1シードの西村晃一(東京ヴェルディWINDS)/柴田大助(東京ヴェルディWINDS)組、第4戦東京大会で準優勝と躍進した永井雄太(松戸レガロ) /Caverly Daniel組らが有力。
2大会連続、上位進出なるか。永井/Daniel組
女子は第3戦沖縄大会、第4戦東京大会で連続優勝を飾った第1シードの坂口佳穗(マイナビ/KBSC)/村上礼華(ダイキアクシス)組に注目が集まる。ジュニア時代から日の丸を背負い、地元の期待をいっしんに受けてきた村上は、まさに松山の『顔』。シーズン前半よりも実力チームの参加が増えていく後半戦において、勝利を勝ち取れるか。成長した姿を地元のファンに見せたいところ。
前半戦においてマイナビワールドチャレンジ賞を受賞した坂口/村上組
坂口/村上組の対抗馬となるのは、今シーズンワールドツアーを主戦場とし活動してきた鈴木悠佳子(荒井商事株式会社/湘南ベルマーレ)/永田唯(スポーツクラブNAS)、石坪聖野(アットホーム)/柴麻美(帝国データバンク)組ら。両チームともにマイナビジャパンツアー初登場。前半戦に結果をたたき出してきた坂本実優(フリー)/沢目繭(新興和製薬/湘南ベルマーレ)組らと、火花を散らす。
試合コートに隣接しているグルメエリア