ビーチバレーボール
若き日本代表がタイへ出発。「U21アジア選手権」3月15日から開幕。
2019年初のアンダーカテゴリーの国際大会となる「U21アジア選手権」が2019年3月15日からタイのローイエットで開催される。日本バレーボール協会はU21日本代表として、男子の堀川貴之(京都産業大)/安達龍一(洲本高)組、後藤陸翔(新田高)/林聖瑠(熊野東中)組、女子のオト恵美里(下北沢成徳高)/永鳥サディア(下北沢成徳高)組、川崎菜々子(野村高)/重親亜依(大社高)組の男女各2チームをエントリー。牛尾正和ジュニアディレクター、佐伯美香コーチの下、国際大会に挑む。
男子は2018年に開催された「U19世界選手権」にも出場経験のある堀川/安達組(記事参照)、初の選出となる新田高2年の後藤と中学生の林がペアを組む。後藤は、今回の選考で初めてビーチバレーボールを経験。「バレーセンスがあり、砂の上でも柔軟に対応できている」と牛尾氏は長所を述べる。
女子は、ビーチバレーボール初経験となる下北沢成徳高のオト/永鳥組、マドンナカップの出場経験もある川崎/重親組というペアに分かれた。女子の指導を担当する佐伯氏は「今回は練習環境の事情もあり、このペアでの出場を決めた。全員サーブ力があるのが特徴。下北沢成徳組はまだ風にも慣れていないが、いいセットが上がった時の攻撃力は非常に高い」と語る。
2024年、2028年までを見据えたジュニア強化のビッグビジョンの第1歩となる2019年の「U21アジア選手権」。その門出に注目したい。
U21アジア選手権のエントリーチーム決定」