『デサント』2019年新ウェア発表。 各競技の日本代表が統一のコンセプトで始動。
ビーチバレーボール日本代表の公式ウェアサプライヤーの株式会社デサントは12月3日(月)、『デサント』ブランドにおいて2019年シーズンよりサプライするウェアを発表した。ビーチバレーボール日本代表として活動する溝江明香(トヨタ自動車)をはじめ、デサントジャパン株式会社が契約を結ぶ各競技の選手たちが一堂に会し、新しいウェアに身を包み、登壇。2019年の抱負、1年半後に迫る東京オリンピックへの意気込みを記者会見で語った。
2019年ビーチバレーボール日本代表競技ウェアで登場した溝江
『デサント』のデザインコンセプトは、各競技の協会や連盟に共通のトレーニングウェア、同じコンセプトでデザインされた競技ウェアをサプライし、日本代表としての一体感を醸し出し、アスリートの高みを目指す姿勢を表現すること。今回の会見では、6競技(フェンシング、カヌー、MTB、馬場馬術、空手、ビーチバレーボール)の選手が出席する中、赤と白をベースに日の丸をイメージし、トップス、ボトムス両方に斜めにあがるラインを象徴的にあしらった競技ウェアを溝江がお披露目した。
溝江は、「ビーチバレーボールの競技ウェアは面積は少ないけれど、いろいろな工夫が施されています。ウェアの表面は砂がついてもとれやすい素材が使われ、砂上での激しい動きに対応するため、ボトムスがずれないようにすべり止めもついています。プレーに集中できるし、すごく着心地がいいです」と、感想を述べた。
今後の活動に向け、溝江が抱負を語った
一方、各競技の選手たちが共通して着用するトレーニングウェアは、汗をすばやく吸い、拡散させて気化熱によるクーリング効果と効率的な通気、換気による放熱効果を実現。暑さ対策が懸念される夏季でも、身体に負荷がかからない快適なコンディションを保つことができる。
他競技の選手とともにお揃いのトレーニングウェアに袖を通した溝江は、「デザインもスマートでスタイリッシュ。女性でもすごくかっこよく着こなせるので気に入っています。他の競技の皆さん同様、東京オリンピックに向けてがんばっていきたい。ビーチバレーボールは、リオデジャネイロオリンピックでは出場権が取れなかったので、東京オリンピックに出場して、競技としてまだ獲得したことがないメダルを狙いたい」と意気込みを語った。
ビーチバレーボール日本代表は男女ともに2019年4月からの国際大会で着用する予定。