ビーチバレーボール

2019シーズン強化指定選手、 合同合宿を開催。

2019シーズン強化指定選手、

合同合宿を開催。

ビーチバレーボールの強化指定選手たちによる「ビーチバレーボール男女強化指定選手・スタッフ合同合宿」が1月10日(木)、11日(金)、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。
2019年上半期の強化指定選手
として新たに選ばれた男子10名、女子10名、および日本代表スタッフおよび参加選手の専属コーチなど33名が参加した。

前回は男子8日間、女子6日間で行われた合同合宿だが、今回1泊2日、短期集中で開催された。研修内容は「アンチ・ドーピング」、「目標設定」、アーティスティックスイミング日本代表ヘッドコーチの井村雅代氏の講演がメインとなった。


自分の五感について皆の前で述べる長谷川暁子

「アンチ・ドーピング」の研修では、スポーツ界の規則違反報告件数について述べられた。バレーボールで、ビーチバレーボールの違反事例が述べられ、注意喚起を高めるよう選手たちに伝えられた。

「目標設定」では、ペアの目標一致を目的とした講習が行われた。講師の松場俊夫(NPO法人コーチ道)氏は、「最初は同じ目標を共有していても、目標というのはどこかで微妙にずれてくるもの」と説明し、「アウトカム」「ビジョン・タイムライン」などのペアによるセッションを実施。「東京2020に手に入れたいアウトカムは何ですか?」をテーマにして、選手たちは目標の共有を行った。

昨年に続き2回目の参加となった石島雄介(トヨタ自動車)は、「パートナーと描くイメージが現時点ではばらついたので、改めて2人が描くビジョンは大切だと痛感したので、しっかり意思統一を図っていきたい」と、目標設定研修について感想を述べた。


「ビジョン・タイムライン」に取り組む石井/村上組

また、自身初の強化指定選手に選ばれ、合同合宿に参加した土屋宝士は、「今シーズン限りで現役引退を考えていたが、白鳥(勝浩・トヨタ自動車)さんとワールドツアーを転戦して、ランキングも上がったことで強化選手に選ばれたことはうれしい。今回の研修で自分が考えていた以上にビジョンがはっきり見えていないとわかったので、参加できてよかった。参加しているメンバーで切磋琢磨していきたいし、チームとしても、人としても成長していきたい」と今シーズンの抱負を語った。


2019年上半期・男子強化指定選手


2019年上半期・女子強化指定選手

合宿参加選手(2019年上半期強化指定選手)
【男子】
石島 雄介
高橋 巧
長谷川 徳海
上場 雄也
白鳥 勝浩
清水 啓輔
庄司 憲右
越川 優
土屋 宝士
池田 隼平
欠席:西村 晃一、柴田大助(強化合宿のため)

【女子】
石井美樹
溝江 明香
長谷川 暁子
橋本 涼加
村上めぐみ
西堀 健実
草野 歩
鈴木 千代
二見 梓
鈴木 悠佳子
欠席:村上 礼華、和田麻里江(体調不良のため)