ビーチバレーボール女子日本代表オーストラリア合宿実施
2月7日(火)から16日(金)の期間に、オーストラリアのサンシャインコーストで「女子日本代表オーストラリア合宿」が実施されました。
今回の合宿は、パリ五輪アジア大陸最終予選となるコンチネンタルカップファイナルに向けたペアのポテンシャル確認を目的として、選手2名を招集し、海外チームとの実践的なゲーム練習やデータ分析から個の能力やペアの力の確認と強化が行われました。
□ 山本知寿ヘッドコーチコメント
コンチネンタルカップファイナルに向け代表チームの活動方針である「One for Team」個の力をチームへ!、そして強化戦略である「Change the Standard」常識を変えていこう!、この二つのコンセプトを軸に強化合宿を行った。今回の合宿ではタイ、中国の大型ブロッカーを想定した高さ対策として、長谷川暁子、橋本涼加ペアのポテンシャルを確認すべくオーストラリア、ニュージーランドチームと多くのゲームを行った。ゲームでは長谷川はディグからの得点、橋本はブロックプレッシャーなどそれぞれの特徴を活かした内容で、今までにない日本チームのスタイルが確認できた。またアナリストからのデータを元にそれぞれの課題に目を向け、質の高いコミュニケーションを取る事で、数値としても改善傾向が見られた。今後も継続的に合宿を計画していく。
□ 長谷川暁子選手コメント
今回のオーストラリア合宿は質を高めていくことをテーマに行われました。参加は1チームのみで各チームから選手を召集するという新しい試みでしたが、2人とも今やれることに全力で取り組み、技術の質、コミュニケーションの質を中心に高めることが出来たと思います。引き続き、コンチネンタルカップファイナルに向けて、個々の力を高めて日本チームの力になれるように取り組んでいきます。
□ 橋本涼加選手コメント
自分に求められた役割を表現するためにパートナーやスタッフと質の高いコミュニケーションを取りながら、充実した時間を過ごすことができました。ゲーム練習の中で戦略についてお互いの考えを共有できたことがとても良かったと思います。環境を整えて下さったコーチ、スタッフ、練習パートナーのオーストラリアの選手たちに感謝します。
パリ五輪出場権獲得に向けて、世界と戦う日本代表選手たちに引き続きご注目ください。
■参加選手
長谷川 暁子(NTTコムウェア株式会社)
橋本 涼加 (トヨタ自動車株式会社)
■コーチ・スタッフ
ヘッドコーチ :山本 知寿 (公益財団法人日本バレーボール協会)
トレーナー :寺田 健太郎(ACTIVE RESET)
アナリスト :徳田 和希(公益財団法人日本バレーボール協会)