ビーチバレーボール

石島/黒川組、橋本/村上組が年間王者へ。 「マイナビワールドチャレンジ賞」を獲得。

石島/黒川組、橋本/村上組が年間王者へ。  「マイナビワールドチャレンジ賞」を獲得。

「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022」(以下・マイナビジャパンツアー)最終戦となる「ファイナルグランフロント大阪大会」が終了。今シーズンのツアーチャンピオンでもある「マイナビワールドチャレンジ賞(年間)」の受賞チームが決定した。

▲好レシーブを見せた村上

マイナビジャパンツアーでは、世界へ羽ばたくことを目標とするチームを対象とした「マイナビワールドチャレンジ賞」が設けられている。本賞は第1戦から第3戦の「前半期」、第1戦からツアーファイナルの「年間」の2つのステージに分けられ、各大会で獲得したマイナビポイント(チームポイント)の累計で争われる。各ステージのマイナビポイントランキング1位のチームには、国際大会出場へのサポートとして賞金100万円が贈られる。

▲受賞の喜びを語った橋本

女子では、今シーズン優勝3回、2位3回、3位1回と安定した成績を残した橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組が計7680ポイントを獲得し受賞した。ポイントランキング2位につけていた長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(フリー)組は、ビーチプロツアー参戦のためファイナルを欠場。橋本/村上組は今大会の開幕前に受賞が決まっていたが、ファイナルでも優勝を収め、ツアーチャンピオンとして最高の締めくくりとなった。

▲後半戦、強さを発揮した橋本/村上組

橋本涼加

「受賞できてとても嬉しいです。マイナビさんにはツアー自体もサポートして頂いていますし、賞金はビーチで頑張る原動力となっています。これからすぐに海外へ飛んで1ヶ月半、ビーチプロツアーを戦う予定ですので、賞金を有意義に使いたいと思います」

村上礼華

「年間だけではなく前半期も獲得したかったです。前半期のマイナビワールドチャレンジ賞を獲得した長谷川/坂口組には直接対決で勝ってはいないので、次に長谷川/坂口組と対戦する時は、チームの課題を整理して勝てるようにがんばります」

▲シーズンを通じて強さを発揮した石島/黒川組

男子は、ランキングトップに立っていた石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組がファイナルで2位となり、計6486ポイントを獲得し受賞した。前半期にマイナビワールドチャレンジ賞を獲得し、ファイナルでも優勝を果たした長谷川徳海(フリー)/倉坂正人(フリー)組だったが、計6160ポイントでポイントランキングは2位。石島/黒川組にあと一歩、届かなかった。

▲プロ2年目で年間王者となった黒川

5チームが優勝を経験し、今シーズンの男子は大混戦だった。その中で石島/黒川組は、優勝は1回だったものの2位3回、3位1回と着実にポイントを積み上げ、ツアーチャンピオン、「マイナビワールドチャレンジ賞(年間)」獲得につなげた。

▲ベテランと若手のコンビが躍動しての受賞となった

石島雄介

「自分自身、世界で戦うことに標準を合わせて挑戦していきたいと思います。ファイナルのような、たくさんのお客さんの前でプレーできることは、選手としての喜びでもあるので、また今後もプレーできるように精進していきます」

黒川寛輝ディラン

「このような素敵な賞を頂き本当にありがとうございます。ワールドチャレンジの文字通り、しっかり世界を見据えて、世界と戦っていけるようにこれからも頑張っていきたいです」

[ファイナル大阪大会 マイナビポイント ]

優勝1600pt/準優勝1280pt/3位1066pt/4位914pt/5位800pt

[第1戦~第6戦 マイナビポイント]

優勝 1200pt/2位 960pt/3位 800pt/4位 686pt/5位 600pt/9位 400pt