トヨタ自動車ビーチバレーボール部の拠点となる 国内最大の屋内ビーチコート、完成。
2015年7月にビーチバレーボール部を創部したトヨタ自動車ビーチバレーボール部は7月2日(月)、ビーチバレーボール部の拠点がある愛知県碧南市の衣浦工場内に建設された屋内ビーチバレーボールコートの落成式を行った。
落成式は屋内ビーチバレーボールコート内で朝10時30分から始まり、トヨタ自動車の河合満副社長、愛知県の森岡仙太副知事が部員や会社関係者、バレーボール関係者、工場社員の前で挨拶し、鏡開きなどが行われた。
トヨタ自動車衣浦工場内にできた屋内コート
創部から3年。ついに念願のホームビーチとなるコートが完成した。「天候を気にせず練習に専念したい」という想いから川合俊一ゼネラルマネージャーは、ドイツやノルウェーなどの屋内ビーチ施設を視察したという。
その結果、国内最大となる建築面積1365㎡の屋内コートと、その隣には屋外コートを創設。自然環境の中で試合を行う競技の特性を重視し、練習に集中できる環境を造り上げた。
屋内、屋外コート数はともに2面。オーストラリア産の砂を使用し、環境に合わせて砂の種類も変えた。冬季に使用するという屋内コートは、温水コイルによる床暖房を取り入れ、天井も高く自然採光を活用。四季の風を感じられるように屋内の風が高窓から抜ける空調を導入した。
屋内コートのクラブハウス横に屋外コート2面を完備。夏季は屋外で練習するという
選手やスタッフたちは、ビーチバレーボール部員は碧南市に移り住み、衣浦工場を拠点に活動していくという。川合俊一ゼネラルマネージャーは、「このコートを拠点に自分たちが強くなって世界で結果を残すことはもちろん、2019年から少年の部が採用される国体において、地元の高校生が結果を残して応援してくださる方々を増やしていきたい。『トヨタのビーチバレーボール部がある碧南はやっぱり強い』と言われるように碧南市と共同して普及に努めていきたい」とビジョンを語った。
碧南市は、衣浦工場から車で5分ほどのところにある碧南緑地ビーチバレーコート(港本町1番地1)建設し、7月1日にオープンした。そこで学生や一般の大会を開催し、トヨタ自動車ビーチバレーボール部と碧南市がタッグを組んで、ビーチバレーボールを盛り上げていくことを誓った。