身長198㎝の大型プレーヤー・安達らU19 日本代表、 世界選手権に挑む。
2年に1度、19歳以下のビーチバレーボール世界王者を決定する「U19世界選手権」が7月10日(水)、中国・南京で開幕する。日本からは、代表選考会で選出された堀川貴之(京都産業大)/安達龍一(洲本高)組、関莉菜(福知山成美高)/三好真由(福知山成美高)組、男女各1チームが出場する。
なかでも注目したいのが、これまでのジュニア代表で最高峰の高さを持つ現在高校3年の身長198cmのウィングスパイカー、安達の機動力だ。床上で最高到達点330cmの記録を持ち、インドアの強豪大学からも熱い視線を送られているという。
堀川/安達組は6月30日(土)、兵庫県南あわじ市で開催された「ジャパンビーチバレーボールツアー2018第4戦南あわじ大会」にワイルドカードを得て出場。予選1回戦で進藤涼(トヨタ自動車)/原田真緒(国士舘大)組と対戦し2-0(21-12、21-17)と敗退したが、メインコート上で堂々としたプレーを展開した。
身長198cmの大型プレーヤー・安達
安達は、高校1年から夏季の間のみ、ビーチバレーボールの練習に取り組んできた。「ビーチはインドアと違って、広いコートを守り、ボールを上げる。ようやくボールの下にしっかり入ってボールを上げられるようになってきた」と、自身の成長をかみしめている。
一方、2017年「全日本ジュニア選手権」で準優勝(神港学園高時代)を果たし、選考会でも安定感が光っていたレシーバーの堀川。「高校のトップに立って次のステージに進みたいと思い、選考会に応募した。南あわじの大会では練習してきたことを出せたので、世界選手権でも今できる全力を尽くしたい」と、意気込みを語った。
堀川/安達組の目標は、初めての国際大会となった「U19アジア選手権」(2018年3月タイ)で9位に終わった悔しさを晴らすこと。同大会で5位に終わった女子の関/三好組とともに、南京での戦いに挑む。