お知らせ

黒鷲旗全日本バレーボール選抜大会 現行形式での開催終了のお知らせ

公益財団法人日本バレーボール協会(以下、JVA)は、黒鷲旗全日本バレーボール選抜大会(以下、黒鷲旗大会)を2025年5月に開催する第73回大会を一区切りとし、ゴールデンウィークに開催する現行の形式での開催を取り止めることにいたしましたので、お知らせいたします。

黒鷲旗大会は1952年、バレーボールの普及発展を目的に始まりました。トップチーム、クラブチーム、大学チーム、高校チームが集結して熱戦を展開し、将来の日本のバレーボール界を担う選手の育成に貢献してきました。大会を主催するJVAと株式会社毎日新聞社(以下、毎日新聞社)は、黒鷲旗大会について今後のあり方を検討してまいりましたが、昨年7月から8月にかけて行われた第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)後、国際バレーボール連盟がバレーボール世界選手権大会、バレーボールネーションズリーグなどの国際大会の日程を決める中で、選手の疲労などを考慮して、選手が国内の大会に出場できる期間を厳格に定めました。このため、黒鷲旗大会が開催される時期に日本国内におけるトップカテゴリーチーム(SVリーグ)の出場が難しくなり、各カテゴリーのトップチームが競うという大会主旨を守っていこうと、開催時期や大会形式の変更など議論を重ねてまいりましたが、現行の形式での大会継続は困難であるとの判断にいたりました。

2026年以降につきましては、これまでの伝統を重んじ、JVAと毎日新聞社の両者で引き続き検討してまいります。
なお、本年の第73回大会は以下の概要で実施いたします。大会の詳細は決まり次第、JVAウェブサイトでご案内いたします。

黒鷲旗 JVA第73回全日本バレーボール選抜大会 概要

■開催期間:  5月3日(土・祝)~6(火・振)
■会場:    Asueアリーナ大阪(大阪府大阪市)
■出場チーム: Vリーグ、大学、高校、クラブの4カテゴリーから男女各12チームが出場