フェルハト・アクバシュ氏「才能ある選手たちと一緒に取り組むことができ非常に名誉」 女子日本代表チーム新監督就任内定会見

公益財団法人日本バレーボール協会は、ロサンゼルス2028オリンピック出場を目指すバレーボール女子日本代表チームの新監督にフェルハト・アクバシュ氏が内定したことを受け、本日オンライン記者会見を開催しました。
会見には川合俊一会長、南部正司ハイパフォーマンス本部本部長が日本から、女子日本代表チーム新監督のフェルハト・アクバシュ氏がトルコから出席しました。会見では川合会長がアクバシュ氏の選考理由や期待することについて話した後、アクバシュ氏が監督就任にあたっての意気込みを語りました。
◆川合俊一会長
「トルコで世界一を取るようなチームで監督をやられていて、世界中のことを知っており、選手の癖や、どんな国がどんなことをやっているかなど、世界を知っている。我々の選考基準の中に、世界を知ること、そして世界に通じるチームを作ることが基準にあり、日本のチームに最も向いている監督ということで選考した。人柄もものすごくいい方で、全面的に信頼できる監督だと思っている。新チームを世界のトップに作り上げることができるのはこの人しかないと思う」
◆フェルハト・アクバシュ女子日本代表チーム新監督
「監督に就任し、非常に光栄に思う。日本には非常に素晴らしいバレーボール文化と、非常に大きな可能性があると感じている。日本の選手たちのことをいつも見ていて、日本の規律、技術、メンタル面のチームスピリットは本当に称賛に値すると思う。才能ある選手たちと一緒に取り組むことができるのは非常に名誉なこと。私たちの主な目標は、競争力があり、規律正しく、さらに力強く、世界で最高レベルのパフォーマンスを発揮できるチームを作ることであり、同時にロサンゼルス2028オリンピックに向けて理想的な世代を結集させること。また、チーム作りに必要なことは、核となる基礎、戦術的な規律、メンタルの回復力のバランスが必要だと思っている。そして強い勤労意欲、選手思考ではなくチーム思考のアプローチをとても大切にしている。もちろん世界のトップチームと互角に戦えるように、フィジカル面での強さ、スピード、適応力を強化する必要がある。サーブでプレッシャーを与えること、サーブレシーブの安定性、攻撃の効率の向上が非常に大切な鍵になってくるだろう」