日本代表

スティーブ監督の強化新体制が始動!ビーチバレーボール日本代表キャンプを開催

2025年1月14日から16日に、ビーチバレーボール日本代表の国内キャンプが開催されました。このキャンプは、昨年11月に就任したスティーブ監督のもとで初めて行われる日本代表活動で、招集された選手やコーチに強化方針や体制が共有されました。

データを活用した強化

キャンプ初日と最終日には、国立スポーツ科学センター(JISS)(東京都北区)でフィットネスチェックとメディカルチェックが実施されました。フィットネスチェックでは、筋力や跳躍力などの体力測定が行われ、各選手のフィジカルの状態や課題が数値で明確化されました。このデータは、今後の強化方針の決定や若手選手のための一つの指標となります。スティーブ監督は、「データを活用した透明性のある強化がチーム全体の底上げにつながる」と述べ、選手たちにその重要性を伝えました。

「ジャパンスタイル」で国際競争力を強化

キャンプ2日目には、ビーチバレーボールの競技別強化拠点である川崎マリエン(神奈川県川崎市)にてワークショップが行われました。初めに君島知喜強化委員長から、スティーブ監督を招聘した背景や新体制の概要が伝えられ、その後、スティーブ監督から「選手たちが最大限の力を発揮できる環境を整え、チームの成長をサポートしたい」と意気込みが語られました。日本の強みを活かした独自の「ジャパンスタイル」を確立して国際競争力を高める計画や、2025年の目標として「男女ともに世界選手権出場」が掲げられました。

海外遠征がスタート

2月からは、いよいよ日本代表選手たちの海外遠征がスタートします。温暖な環境で、練習やトレーニングを重ねて、国際大会に出場します。また各チームとの個別ミーティングを通じて、世界選手権に向けた具体的な戦略が立てられます。

スティーブ監督新体制のもと、進化するビーチバレーボール日本代表に引き続きご注目下さい。