国内大会
ヴィクトリーナ姫路が初優勝を果たす 令和6年度天皇杯・皇后杯 ファイナルラウンド
「令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド」は、12月21日(土)にAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で女子決勝が行われ、ヴィクトリーナ姫路が初優勝を果たしました。優勝したヴィクトリーナ姫路には、優勝賞金1,000万円に加え、株式会社カプコンより「CAPCOM AWARDS」としてさらに1,000万円、丸大食品株式会社より燻製屋熟成あらびきポークウインナー約1,000本が贈呈されました。また、記者投票により決まるMVPには、井上愛里沙選手が選出されました。
女子決勝はブロックラウンドから勝ち進み、決勝の舞台に初めて進出したヴィクトリーナ姫路と、2年連続11度目の決勝を戦うSAGA久光スプリングスの対戦に。序盤はSAGA久光スプリングスが荒木彩花選手のブロックや、サムディ・ステファニー選手、深澤めぐみ選手のスパイクで攻め、2セットを連取します。しかし、ヴィクトリーナ姫路がモクシー・チャッチュオン選手や、第2セットから途中出場したフヂゲル・アナ選手を中心に巻き返しを見せて2セットを奪い返し、フルセットに持ち込みます。最終第5セットは序盤から一進一退の攻防になりますが、井上愛里沙選手の攻撃で流れを掴んだヴィクトリーナ姫路が15-13でセットをものにし、初の皇后杯を手にしました。
また、試合前には国歌独唱を行い、ソロアーティストとして活躍する宮本佳林さんに会場を盛り上げていただきました。
明日22日(日)には、2年連続6度目の優勝を目指す大阪ブルテオンと、13大会ぶり2度目の優勝を狙うサントリーサンバーズ大阪との男子決勝戦が行われます。天皇杯をどちらのチームが手にするか、最後までご注目ください。