第44回全日本バレーボール小学生大会全国大会 各カテゴリーのチャンピオンが決定
第44回 全日本バレーボール小学生大会全国大会は8月9日(金)に最終日を迎え、東京体育館で男子、女子、混合のそれぞれでトーナメントの準々決勝から決勝までを実施。各カテゴリーのチャンピオンが決定しました。
男子決勝は、喜々津男子バレーボールクラブ(長崎)と幸袋ジュニア(福岡)という九州勢どうしの顔合わせとなり、フルセットの激戦の末に幸袋ジュニアが優勝を飾りました。同チームの堀田祐司監督は、「とにかくみんなが楽しく頑張ってくれること、それが最初の目標でした。(ポイントが)決まったら喜んで走り回って、それがいちばん良かったですね」と、表彰式に臨む選手たちに優しい眼差しを向けていました。
女子決勝は、富の原バレーボールクラブ(長崎)と鞍手JVC(福岡)と、こちらも九州勢どうしの対戦に。準決勝を逆転で勝ち抜いた鞍手JVCがその勢いを駆って、決勝ではストレートで勝利を収め、念願のタイトル獲得。古谷倖奈キャプテンは、「全力をしっかり発揮して結果を出すことができて、めちゃくちゃうれしいです」と喜びいっぱいに大会の感想を語ってくれました。
そして、KAISERSジュニアバレーボールクラブ(大阪)と上黒瀬JVC(広島)が頂点を争った混合決勝は、終盤まで結末が予測できない熱戦を展開した末、KAISERSジュニアバレーボールクラブに軍配が上がりました。同チームの谷口淳監督は、「高さとパワーで負けている分、サーブと守備を大事にして、日本一を目指して頑張ってきました」と振り返り、選手たちの奮闘を称えました。
そして、KAISERSジュニアバレーボールクラブ(大阪)と上黒瀬JVC(広島)が頂点を争った混合決勝は、終盤まで結末が予測できない熱戦を展開した末、KAISERSジュニアバレーボールクラブに軍配が上がりました。同チームの谷口淳監督は、「高さとパワーで負けている分、サーブと守備を大事にして、日本一を目指して頑張ってきました」と振り返り、選手たちの奮闘を称えました。
ロンドンオリンピック銅メダリストで、大会アンバサダーを務める木村沙織さんは、表彰式では選手にカップやメダルを授与。「戦術面で去年よりもレベルが上がっているなと思いました。パリオリンピックもありましたが、選手の皆さんも指導者の皆さんもいろいろなところからヒントを得て、小学生バレーも盛り上がっているのを感じました」と感想を語り、レベルの高さに驚いたようです。
今大会に出場した選手たちは、それぞれの地元に帰り、再び次の目標に向かって歩み始めます。ここで出会った新しいバレーボールの仲間たちとは、中学や高校に進んでも再び出会うことがあるかもしれません。その時を「ワクワク、ドキドキ」楽しみにしながら、これからも一生懸命にバレーボールの練習に取り組んでくれることを願っています。
今大会に参加の全てのチームの皆さん、本当にお疲れさまでした!!
(文責・写真提供:日本文化出版)