2024男子U18アジア選手権大会 4位で来年のU19世界選手権大会出場権を獲得
7月28日(日)に開幕した「2024男子U18アジア選手権大会」が8月4日(日)にマナマ(バーレーン)で閉幕しました。
4日(日)、3位決定戦に臨んだ、男子U18日本代表チームは2次ラウンドで勝利したパキスタンと対戦し、0-3(13-25、21-25、17-25)のストレートで敗れ、本大会を4位で終えました。
第1セット、序盤から両チームの打ち合いで試合が進みます。パキスタンがクイック攻撃を中心に攻めると、日本も石田瑛城選手のクイック攻撃で応戦します。5-8と追いかける展開で、パキスタンがブロックで得点を重ねていき6-12となると、岩田怜緯選手を投入します。しかしパキスタンの勢いを止められず日本は2回目のタイムアウトを取ります。強烈なクイック攻撃に対し、リベロの中山椋太選手を中心に食らいつきますが、終盤にもブロックで連続失点を喫し、13-25で第1セットを落とします。
第2セット、日本は齋藤航選手をスタートから起用します。前セットに続き、パキスタンに強烈なスパイクを決められ1-4とリードを許します。その後、齋藤選手のサービスエースや柏﨑祐毅選手のブロックポイントで10-12としたところでパキスタンがタイムアウトを要求します。守備が安定し始め1点差まで詰め寄ると、石田選手のスパイクで20-20と同点に追い付きます。しかし、相手のオポジットの得点で21-25と押し切られ、セットカウントを0-2とされます。
第3セット、前田蒼和選手をオポジットとして起用します。柏﨑選手が1枚ブロックに成功するなど、序盤はサイドアウトを取り合う展開が続きます。しかしパキスタンに徐々に点差をつけられたところで、清水咲杜選手、マサジェティ翔蓮選手の2枚替えを試みますが、流れを変えるまでには至らず。最後はクイック攻撃を決められ17-25で落とし、セットカウント0-3で敗れました。
写真提供:AVC
なお決勝戦では中国とイランが対戦し、セットカウント3-2(23-25、25-17、25-19、20-25、15-10)のフルセットで中国が勝利。本大会初優勝を果たしました。
本大会を4位で終えた男子U18日本代表チームは、最終成績上位4チームに与えられる、「男子U19世界選手権大会」(2025年開催)の出場権を獲得しました。選手たちの今後の活動に引き続きご声援のほどよろしくお願いします。