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第44回全日本バレーボール小学生大会全国大会がいよいよ開幕

第44回全日本バレーボール小学生大会全国大会がいよいよ開幕

 今年で44回目を迎える全日本バレーボール小学生大会全国大会が8月6日(火)、東京体育館(東京)で開幕しました。開会式では、47都道府県の予選をみごと勝ち抜いた全152チームが、晴れの舞台に立つ喜びいっぱいの表情で憧れのアリーナを行進。満員の応援席では割れんばかりの拍手が響いていました。

 

 行進が終わり、全チームが一堂にそろうと、大内賢司大会委員長が開会を宣言。続いて、公益財団法人日本バレーボール協会の川合俊一会長が「スポーツは勝つことも負けることもありますが、終わってから、おもしろかったな、楽しかったなと思えることがいちばん大事。昨晩、オリンピックでは男子日本代表が惜しくも負けてしまいましたが、本当に楽しかった、勇気をもらったという声をたくさんいただきました。皆さんもこれからの試合で、見てくださる方にたくさんの感動を与えられるような試合をしてください」とあいさつし、選手たちを激励しました。

 続いて、出場全チームを代表して石川県男子代表、羽咋ジュニアバレーボールクラブ男子の岩谷亮良キャプテンが誓いの言葉を述べました。今年元旦に発生した能登半島地震により、ライフラインの遮断や練習場所となっている体育館が避難場所となるなど、チームもさまざまな形で大きな被害を受けました。岩谷キャプテンは、「バレーボールが当たり前にできない辛さを感じながら、前向きに今できることを考え、ひたすら努力を重ねて、ついに全国大会に出場することができました。この素晴らしい体育館から元気なプレーを能登へ届けたいです。皆さんも、この素晴らしい舞台を楽しみましょう」と気持ちのこもった誓いの言葉を述べると、会場は大きく温かな拍手に包まれました。

 

 最後に、東京都男子代表、ARSの木曽司監督が指導者の言葉を述べ、開会式は終了。

 大会は男子、女子、男女混合の各種目で、7日(水)、8日(木)に東京体育館、町田市立総合体育館、ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館・ともに東京)、相模原ギオンアリーナ、小田原アリーナ(ともに神奈川)、千葉ポートアリーナ(千葉)で予選リーグ戦が行われ、最終日の9日(金)には決勝トーナメント(準々決勝、準決勝、決勝)が実施されます。

 今年の大会テーマは「ワクワク ドキドキ よしっ!! ~誰もがワクワク、ドキドキする大会に~」。これから経験する数多くの試合で、さまざまなドキドキ、ワクワクを感じながら、バレーボールを通じて全国にたくさんの友達を作り、そしてますますバレーボールが好きになってほしいと願うばかりです。

(文責・写真提供:日本文化出版)

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